いのち・平和・未来☆(*^_^*)☆

このタイトルは、☆アルビレオ☆が昨年から始めた単独コンサートのテーマです。
なぜこういうテーマを掲げていたかというと、次の世代の子どもたちに、戦争や暴力による悲しみを絶対に味わわせたくない、そういう思いが高まったからでした。
そのきかっけとなったのは、今から4年前に出会った一人の長崎被爆体験のある男性の体験です。
14歳の中学3年生で被爆した彼は、九死に一生を得ますが、原爆投下直後に恩人である友達を探すために方々を歩き回る中、一人の少女からの助けを求める声にこたえられないでしまいます。そのことが生涯の後悔となり、しかも原爆の後遺症を背負って、65年以上も心身ともに苦しんでる。

そういう体験を聴いて、何の罪もない子どもたちがこういう理不尽な暴力によってこんなにも深く長く自分を責めてしまったり、不安の中で生きなければならないうような出来事に、二度と遭わせてはいけない。争いや暴力によって子どもを亡くした母親たちの涙をこれ以上流させてはいけない。そういう思いが高まり、「忘れないよ」というオリジナル曲ができ、小さな発信ではあるけれど、多摩の地から人々に戦争、核のない世界、暴力(いじめや差別、貧困)のない世界を!というメッセージを発するために、ささやかですが音楽を通して人々に呼び掛けようと思い立ったのが始まりでした。

この体験記は「枯れない涙」で検索いただくと読むことができます。世界一詳しい被爆者による手記だと評価の高い体験記です。文章も素晴らしく、一人の少年のけなげな想いに、今でも読むたびに涙がこぼれます。

昨日の首相の発言「原子力に依存しない社会の実現」は、これまでの政治の混迷というがれきの中から咲いた、希望の花のように私には思えます。政治・経済・宗教そのほかもろもろのバリアを越えて、日本の国民が、原子力に依存しないでやっていこうという決意と勇気を一つにできたとき、この国は本来の強さをとりもどせるのだと思うのです。

勇気ある発言ですし、歴史に残る発言だと思います。祈りがなければ語れないビジョンだと思い、敬意を表したいです。

いのち・平和・未来

このことを真剣に考えて、子どもたちのために少しでも明るく安全で幸せな未来を残してあげたいと思うのです。

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7月31日(日)14:00〜多摩市永山駅前ベルブ永山5階ホールで無料コンサートを催します。いのち・平和・未来PARTⅡと題して、地域の音楽仲間のゲストを交えて、アコースティックなコンサートを行います。ぜひいらしてください。
アルビレオのコンサート情報やプロフィールもぜひご覧ください。その方法は、、
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病院施設だけでなく、介護や自宅療養のご家庭への訪問演奏もいたします。
お好きな歌、思い出の歌などをご一緒に歌います。気軽にご相談、ご紹介ください。