今日は、スポーツジャーナリストの二宮清純さんの講演を聴く機会がありました。
演題は、「スポーツにおける人材育成」というもので、縦板に水を流すがごとく、なめらかで活力のあるお話に、100分は瞬く間に過ぎました。
膨大な取材経験と著書を持っている方なので、沢山の引き出しがあり、つぎつぎと有名なアスリートやそれを育てた監督達のエピソードが紹介されました。
その講演の結論の一つは、何かを成し遂げた人たちは、技術以上にそこに掛ける「意志」の強さ、「折れない心」という点で一致しているとして、イチロー選手、野茂選手などの例が頻繁に出されていました。
「折れない心」というと、何か直線的で棒状の固い鉄の棒をイメージしてしまいますが、むしろ、今日のお話からは、頑として動かない巨大な岩のような、押しても叩いても動じないような、ガンとした、不動の存在のような「折れない、砕けない」心の大切さを感じました。
まず「志」があって、そこに技術が伴った時に、人は個性豊かな人生を展開できる。
想いと情熱。これが何事を成すにも、重要なのですね。
・・・とここまで書いて、思い出したことがあります。
それは、先日観た映画「降りてゆく生き方」の主演俳優の武田鉄矢さんが、インタビューに答えていた時の内容です。
武田さんは、金平糖がどのようにしてできるのかを喩に挙げて、「一粒のけしの実が金平糖の芯になる。綺麗な星型になるためには、スターになるためには、小さな小さなケシの実一粒がなくてはならない。そのケシの実のような志があって初めて、いのちを生かす生き方ができるのだ」というような内容のお、情熱をこめて語っていました。
金平糖のおおもととなる「ケシの実」は私の心の中にあるのだろうか?
その一粒が自分の中にあることを信じて、そこからスタートする。
心の中にその一粒を感じて、その粒を輝かせることができたら素晴らしい。
目に見えるSKILLの中心に大きな不動のWILLがあることの大切さを改めて実感した一日でした。
明日もWILLを信じて生きて行きたいです。
ちょっとこのところ、くじけそうになっていたので、喝を入れられたように思います。
恐れを捨てて、笑顔でがんばります!!(*^_^*)V
今日も読んでくださってありがとうございました。
また明日もお待ちしています(*^_^*)
どうぞ今夜もぐっすりお休みくださいね☆(*^_^*)☆
素敵な明日になりますね☆☆