☆(*^_^*)☆他人(ひと)のやらないことをやる〜本当の成功とは?〜

先日、村上龍さんが司会の番組「カンブリア宮殿」をたまたま観ました。

その番組は、一つの道でユニークな成果を上げた人々をゲストに招いて、村上龍さんがインタビューしながら、ゲストの人物がどうやってその道で成功したのかをドキュメンタリーとして放送するものでした。

その時のゲストは、青い色で白いキャップがついている、あの修正液の青いボトルを創っている、ブロ-成形で様々なプラスティック容器を開発し販売している会社「本多プラス」の社長と専務の親子でした。

その社長、本多さんの言葉で印象的だったのは、「できないということを考えずに、できるまでやる」という一言です。

周囲が「それは無理だ」と言っても、自分の直感を信じてあえて挑戦してみる。それによって色々な気づきが生まれて、一つの商品開発にもやりがいを感じられるようになる。そして「無理」と言われていたことをコツコツと技術開発を続けることによって、可能にしてきたのでした。修正液の容器はもともと瓶だったのですが、あのようにプラスチック容器にできた背景には、多くの試行錯誤があったのです。

「自分で考えて、自分で作り、自分で売る」

それが、この会社の社是です。

だから、この会社に、かつて大手企業の下請けになる話が持ち上がった時も、売り上げは10倍にも100倍にもなるはずだったのに、その申し入れを断ったのでした。なぜなら、この会社は、自分で考え工夫することを、儲けや利益よりも大切と捉えていたからです。

大手企業から言われたようにだけ仕事をすることに面白さ感じなかったからです。

「だれにでも出来る仕事はやらない。自分にしかできない仕事をやるのだ」という考えを貫き通して、この会社は100倍の利益も捨てて、ひたすらチャレンジングで自由のある道を選んだのでした。

それこそMY WAYの世界ですね。

「私は 私の 道を行く」そのものです。

この番組の事を思いかえしてみて、本当の成功とは、利益がどれだけになったとか、どれだけ名が売れたとか、そういう次元のことでないことがはっきりと心に刻まれました。

どれだけ自由に、自分らしさを大切に生きることができているか、それが本当の成功なのだ。それを教えられたように思います。

他人のやらないことをやるというのも、自分にしかできないことは何かを追及し続けた結果です。

恐れを捨てて、今を一生懸命生きる。

その積み重ねが、ほんとうの成功への道を開く力となると気付かされました。

この10年間、信頼して髪のことをお任せしている、府中の美容院アプローズの寺澤さんとの何気ない会話の中で、彼がこの番組を見て感じたことを語ってくださったことで、印象が薄まっていた記憶がはっきりとまた浮かび上がってきました。

テレビを見ていた時は感動しても、その一つ一つをつい記憶のかなたに押しやってしまっていたのですが、今日彼に髪を切っていただきながら、この番組のことを語り合ったことによって、感動が蘇り、新たな発見と気づきがうまれました。もしこのことを話題にしなかったら、きっとこんなに大切な発見を記憶の中に埋もれさせていたことでしょう。感動を引き出して反芻するきっかけをくださった寺澤さんに感謝です!!

村上龍さんが、番組最後にまとめた文章の一部をここにご紹介しますね。(*^_^*)

「他人のやらないことをやるという基本姿勢は、かつては変わり者の象徴として揶揄されてきたが、現代では転換期をサバイバルする必須条件となっている。」

☆アルビレオ☆も、ギターとボーカルだけの、時代に逆らうような、シンプルなユニットです。でもこの基本姿勢、アコースティックなサウンドを大切に、☆アルビレオ☆ならではの世界に自信をもって、より安定した、広がりのある温かな音楽を沢山の方に届けたい!!
そんなことを願っています。

先を急がず、今したいこと、取り組みたいことにコツコツと努力する。それが、実は自分らしさを育てる確実な方法なのだと気づかされました。

ではでは☆☆
今日に感謝して・・・。

おやすみなさい☆(*^_^*)☆