☆(*^_^*)☆「決意」のパワー〜鳳蘭先生の「歌い続けて」〜

ボーカルれいこは、恵比寿にある鳳蘭レビューアカデミーで鳳蘭先生の個人レッスンを受けてほぼ1年になります。これまで「マイウエイ」や「愛の讃歌」などを指導していただき、先日は、「歌い続けて」をみていただきました。

「歌い続けて」をご存知のない方は、ぜひ「鳳蘭 歌い続けて」を範囲指定してグーグルで検索してみてください。YouTubeで観ることができますよ(*^_^*)V

この歌、実はかなりの覚悟がないと、納得のいくような演奏ができない、難しい曲なんです。

なぜかというとそれは、その歌詞に理由があります。

一番は、こんな歌詞です。

「華やかに幕が開き
私はただ一人
ライトを浴びている

思い出が駆け巡り
私の人生の幕も上がるでしょう

家族たちに看取られながら
死を迎える人
一人ぼっち召されてゆく
そんな人もいるけど

もしも選べるなら
舞台の上で
まぶしいライトを浴びて
死ねたら 本望

命ある限り歌い続ける
それが私の

生きた 証」

この歌は、それなりの決意がないまま歌うとかなり白々しいつまらない歌になるのです。
ボーカルれいこは、自ら望んでこの歌を教えてくださいと鳳先生にお願いしたにも関わらず、いざ歌う段になると、どことなく腰のひけた歌い方しかできませんでした。

それでも、何度か繰り返し挑戦して、「まぶしいライト」や「死ねたら本望」、「生きた証」を本当に気合いを入れて、強い覚悟ではっきりこの言葉を語るつもりで歌うと、最初は小さなろうそくの火ほどしかなかった自分の中の炎がどんどん燃えだして、更にエネルギーが造られて、徐々に大きく溢れ出てくるようになってきているのを感じます。

覚悟がおぼつかなくても、取り組むこと。恐れを捨てて思いっきりやってみること。

繰り返し繰り返し取り組んでいれば、覚悟の土台が出来て、意識しなくても、「決意」のパワーが、新しい自分の在り方を形作ってくれる。

そんな風に感じています。

自信がなくても、先が見えなくても、まず強い意志で「覚悟」する。

それって、生きる上でも、表現する上でも、大事なのだなあ、と今更ながら痛感すること自体が、とても嬉しい今日この頃です。

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