以前、相田みつをさんが好きで、彼の生涯なども調べたりしていた時期がありました。
その時に心に残った言葉を今、ふと思い出しました。
それは、相田さんがまだ無名の頃、彼は歌を読む会で武井老師という禅僧と出会ったときのエピソードです。
武井老師は、相田さんが読んだ歌についてこう言ったのです。
「あってもなくてもいいものは、
ないほうがいいんだな。」
つまり、あってもなくてもいいものを削ぎ落したところに、
真実の言葉が表れるから、いらないものを取り除きなさいということなのです。
「あってもなくてもいいもの」
これを見抜く力
生活の中にも、想いの中にも
実はあってもなくてもいいものが沢山あります。
シンプル イズ ベスト
まさにその通りですね。
難しい言葉で飾ったり、
背伸びしたり
虚勢を張ったり
そんなものはあってもなくてもいいもの
むしろない方がいいものかも。
くよくよしたり
心配したり
そういう気分に浸って
憂鬱や不安の中で実は安心していたり
そういうものが必要な時もあるけれど
ある程度人生を生きて来たら、もう、そういう余計なものは
どんどん削ぎ落して生きた方が
楽なのかも・・・なんて思うのです。
あってもなくてもいいものは、思い切りよく
手放して
本当に大切なもの
本当に必要なものだけ携えて
日々を過ごしたいものです。
「あってもなくてもいいものは
ないほうがいいんだな」
この言葉が今とても心にしっくりきます。
こんどこそ、おやすみなさい☆☆
☆(*^_^*)☆