1月4日は、島田療育センターでのベッドサイドコンサート2012の初回でした。
ベッドサイドでのアカペラコンサートは、ボーカルれいこだけの活動です。
目下、ギタリストつるおかのギターは、大切に大切にメンテナンスが施されていて、休暇中です。
☆アルビレオ☆は、夏の星座だから・・・というわけでもないのですが、だいたい毎年1月2月3月は、例年、一般向けのコンサートはお休みして、施設のコンサートをいくつかお引き受けしてきましたが、今年は、ボーカルれいこのベッドサイドアカペラコンサートのみで、あとは春以降の活動に向けての練習を重ねる予定です。
さて、今日の発見は、「かけあい」の楽しさです。
今日は2つの病棟を回って、合計8人の方との交流ができました。
今日は、これまでと違って、掛け合いで歌える曲や手遊びできる曲をいくつか用意してみました。
「森のくまさん」や「こぶたぬきつねこ」「アイアイ」などです。
たとえば、「森のくまさん」だと、
「ある日(ある日)
森の中(森の中)
くまさんに(くまさんに)
出会った(出会った)」
という風に、私が歌った後をそのまま職員の方が繰り返してくださるだけで、とても一体感が生まれて、参加型になって、職員の方が歌うと、利用者の方が嬉しそうに反応しています。
施設でコンサートをする時によく感じるのは、利用者さんだけでなく職員の方も参加できるような曲、職員の方が好きそうな曲というのも選曲の段階で考えている必要があるなあということです。
今回も、「森のくまさん」はみなさんノリノリでとても大きな声で楽しそうに歌ってくださいました。
あまりに私たちが楽しそうだったからでしょうか、遠くでお仕事をしていた職員の方も駆けつけてくださって、利用者さんの笑顔を嬉しそうに写真に収めてくださっていました。
それから、今回はボーカルれいこが小さいころ好きだった童謡も曲目に入れてみました。
何が好きだったかというと・・・
食いしん坊の私は、食べ物が出てくる歌が大好きだったのです(^_-)-☆。
「アイスクリームの歌」「ドロップスの歌」「ふしぎなポケット」「おかあさん」「飛んでったバナナ」などなど。
アイスクリーム、ドロップ、ビスケット、バナナ。どれも憧れの食べ物でした。本気で不思議なポケットが欲しいと思っていた幼稚園時代があったことを思い出します。
こういう曲は、歌うだけでなんとなく、食べたような気持ちになって、甘〜い味を心で味わって幸せな気持ちに浸っていたなあ〜(しみじみ)。
だから「おかあさん」の曲も1番の「シャボンの泡の匂いでしょう」よりも2番の「たまごやき〜の匂いでしょう?」のところを歌うのがとっても好きなのです。
お砂糖が沢山入った、あま〜い卵焼きって、遠足や運動会でしか食べられない憧れの食べ物でしたから(*^_^*)V
以下が今日の演奏曲目です。(2つの病棟での、のべの曲目)
「1月1日」「雪やこんこ」「たきび」「犬のおまわりさん」「さんぽ」「不思議なポケット」「アイスクリームの歌」「森のくまさん」「こぶたぬきつねこ」「おかあさん」「にじ」「夢をかなえてドラえもん」「幸せなら手をたたこう」「おおきな栗の木の下で」「ドロップスのうた」「さんぽ」
小人数のグループで楽しむベッドサイドコンサートは、一人ひとりの利用者さんと職員の方ととても近くで接することができる形態なので、人によって反応や好みが違うことがわかって、とても勉強になります。
明日の午後は、島田療育センター内のホットステーションというところを訪問します。明日は高齢の方も何人か含まれているので、「たこたこあがれ〜」の歌や『年のはじめのためしとて」「富士山」などかなり昔の歌も用意して行くつもりです。
さて、ではでは、今日はこのへんで休みますね。
お休みなさい☆(*^_^*)☆
良い夢をみてくださいね☆☆