昨日、親友Tちゃんと会った際に、最近どんな曲を歌っているの?と聞かれました。
最近は、島田療育センターでのベッドサイドコンサートや稲城市福祉協議会さん主催のパーティーなどでリクエストに応じて歌うことが多くなってきています。ですから、ポップスや童謡、日本歌曲が多いかもと答えました。
するとクラシック好きのTちゃんからの提案として、クラシックの曲で日本語の歌詞がついているものもレパートリーに入れてはどう?という話がありました。
たとえば、「新世界」「ジュピター」「カノン」など。
それから、「故郷」を歌う時は、ぜひ3番を省略しないで、1番から3番まで歌ってほしいとの要望もありました。
Tちゃんだけでなく、色々な友人が「これを演奏してみたら?」「これが聴きたい」と、リクエストしてくれたりアドバイスしてくれることが最近多くなってきたように思います。
ありがたいことですね。
どんな曲も、きっと心地よさの種をもっているのでしょう。
その種を一回の演奏で花開かせ、香りを放つように演奏するには、曲に対する、深い感謝と愛の心が必要なのではと最近考えます。
何度も何度も歌って、歌いこんで、自分の中にその歌の種をまく。
種をまいて、育てることで、きっとその歌を歌った時に、その楽曲がもつ「いのちのエネルギー」が聴いた人の心につたわるのでは・・・なんて思います。
だから、今、自分の中を耕して、柔らかい豊かな土地にして、そこに沢山の歌の種をまきたいと思います。
いつか、「この歌が聴きたい」と請われた時に、その種をみつけて、花を咲かせて、自分の中からその方にその花を手渡すつのりで演奏することができたら・・・きっと素敵でしょうね。
童謡も、クラシックの曲も、演歌もポップスも、みんなみんな素敵な種をもっていて、どの曲も生き生きと咲きたいと願って生まれた、天からの贈り物なのですね。
音楽って、楽曲って、きっとそういういのちの種をもってこの世に降りてきて私たちと共に生きている存在なのではなどど考えたりします。
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