☆アルビレオ☆の年賀状(葉書)に対して、お手紙をくださった方がいらっしゃいました。
八王子市在住の女性で、HAさんです。
この方は、☆アルビレオ☆結成前、3人のグル—プ MFR(エム、エフ、アール)で活動していた時代に、南大沢駅前で街頭演奏を1回だけした際、たまたま通りかかって足をとめてくださったのでした。
あれから7年。
HAさんは、お友達を誘って☆アルビレオ☆の演奏会場に足を運んでくださり、いつも家族のように見守ってくださっている方です。
このHAさんからのお手紙には、☆アルビレオ☆の背中をおしてくださる内容が書かれていました。
「昨年末、東北地方の被災地の方々はどんなお気持ちでいらっしゃるのかと、心痛みます。
宮城ご出身のれいこ様にはたくさんのご心労があおりだと推察いたします。その様な中、私共に、たくさんの楽しい音楽をお聞かせくださり、本当にありがとうございます。
アルビレオ様の人気もどんどん増し、多勢の方々が集まっていらしゃるこの頃、出すぎたことを申し上げますが、被災地へのチャリティーに、又、お二人がその様な活動をなさることの為に、私共の小さな力や気持を集めたら、何かお役に立てるのでは、と思ったりいたしました。
ご趣旨と違っていましたら、ごめんなさいませ。」
HAさんからのお言葉の、控えめな中にも暖かな促しの感じられる文面が、お手紙をいただいてから毎日心に浮かんでいました。
そんな中、先日意気投合して会話を楽しんだ山形出身のRさんが、同じような提案をされました。
このRさんは、ずっと合唱をされていた方で、☆アルビレオ☆の音楽の印象を語ってくださり、数十人ぐらいの、体温が伝わるような会場で、アコースティックな音楽を届けることができたら、きっと被災地の方々に喜ばれるに違いないとおっしゃってくださいました。
偶然、時を同じくして、2人の女性から同じような促しを受けて、ボーカルれいこは考えました。
「そうだ・・・」
「このことをもっと具体的に計画しよう」
実は去年は、その想いはあっても、自信が持てなかったのです。
被災地を訪問して、演奏することが、人々の安らぎや生きる力や勇気につながるのだろうか・・・と。
でも、躊躇している場合ではないのですね。
この2人の方からの提案は、きっと天からの声なのかもしれないと感じます。
石巻にも名取にも頑張っている友達が沢山います。
たった一人の方であっても、求めがあれば、どんな遠くでも、海外まででも出かけようと思って始めたこの活動。
原点に戻って、しっかり実践したいと思っています。
その扉が今、開かれつつあるのかもしれません。
祈っていただけますか?
☆(*^_^*)☆