今日は久しぶりに島田養育センターでのベッドサイドコンサートの日。
島田に向かう前に、いつも☆アルビレオ☆の活動を励ましてくださっている恩人のNさんとお会いしました。Nさんはお顔の広い方で、方々でチラシを配ってコンサートを宣伝してくださると有り難い申し出をくださいました。
そこで、お目にかかって、とりあえず100枚をお預けしました。
その待ち合わせ場所で少しの時間、コーヒーを飲みながら、Nさんから、素敵な言葉をいただきました。
それは、Nさんが、いまから20年前に小椋桂さんから直接プレゼントされたメッセージです。紙にはこう書いてありました。
「
こうとしか生きようのない
人生がある
せめて消えない
轍を残そう」
小椋さん直筆の、この詩のような言葉を目にして、
まず私は、
「こうとしか 生きようのない人生がある」という一文に、「それでいいんだよ」という
なにか、慰められたような、受け入れてもらえたようなまなざしを感じて、ほっとするようなあたたかなものに包まれたように感じました。
そして次の行に目を移すと、
「せめて消えない轍(わだち)を残そう」
私はどんな轍(わだち)を残せるのだろう・・・と考えました。
もし、☆アルビレオ☆の音楽活動が、消えない轍として
そっと誰かの心の中に残っていたら、
自分たちにはそれが見えないとしても、
確かめることはできないとしても、
それだけでありがたいことなのだ、
それでだけで報われるのだ、
そういう心を携えていよう。
・・・心を低くして、姿勢を低くして、一歩一歩歩こう
そんな想いに包まれました。
だから、何かを残そうと思ってもがくのではなく、
心に素直に生きていれば、
だれかに愛をつないでいけば、
きっとその轍は次の世代にもつながって、
また形を変えてだれかの心に何かを囁くにちがいない。
そんな風に思います。
Nさん、いつもお心にかけてくださり、本当にありがとうございます。
この言葉との出会いを大切にします。
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