☆☆こうとしか生きようのない人生がある

今日は久しぶりに島田養育センターでのベッドサイドコンサートの日。

島田に向かう前に、いつも☆アルビレオ☆の活動を励ましてくださっている恩人のNさんとお会いしました。Nさんはお顔の広い方で、方々でチラシを配ってコンサートを宣伝してくださると有り難い申し出をくださいました。

そこで、お目にかかって、とりあえず100枚をお預けしました。

その待ち合わせ場所で少しの時間、コーヒーを飲みながら、Nさんから、素敵な言葉をいただきました。

それは、Nさんが、いまから20年前に小椋桂さんから直接プレゼントされたメッセージです。紙にはこう書いてありました。


こうとしか生きようのない

人生がある

せめて消えない

轍を残そう」

小椋さん直筆の、この詩のような言葉を目にして、

まず私は、

「こうとしか 生きようのない人生がある」という一文に、「それでいいんだよ」という

なにか、慰められたような、受け入れてもらえたようなまなざしを感じて、ほっとするようなあたたかなものに包まれたように感じました。

そして次の行に目を移すと、

「せめて消えない轍(わだち)を残そう」

私はどんな轍(わだち)を残せるのだろう・・・と考えました。

もし、☆アルビレオ☆の音楽活動が、消えない轍として

そっと誰かの心の中に残っていたら、

自分たちにはそれが見えないとしても、

確かめることはできないとしても、

それだけでありがたいことなのだ、

それでだけで報われるのだ、

そういう心を携えていよう。

・・・心を低くして、姿勢を低くして、一歩一歩歩こう

そんな想いに包まれました。

だから、何かを残そうと思ってもがくのではなく、

心に素直に生きていれば、

だれかに愛をつないでいけば、

きっとその轍は次の世代にもつながって、

また形を変えてだれかの心に何かを囁くにちがいない。

そんな風に思います。

Nさん、いつもお心にかけてくださり、本当にありがとうございます。

この言葉との出会いを大切にします。

☆(*^_^*)☆

*****************************
☆アルビレオ☆の写真や演奏については「アルビレオコンサートページ」に掲載されています。「アルビレオコンサートページ」をぜひ検索してみてくださいね!!(*^_^*)

☆☆