昨日3月8日は島田療育センターホットステーションで音楽活動をさせていただきました。
木曜日の都合がつかなくなったので、今回が最後の活動となったのですが、なんとその最後の日のためにスタッフのCさんが、手作りで「れいこさん、ありがとうございました」と書いた可愛くて綺麗なボードを作ってくださって、素敵に飾って私の到着前に準備してくださっていました。
Cさん、スタッフの皆さん、12月からのわずかな回数しかご一緒に活動できなかった私に、こんなに温かくしていただき、本当にありがとうございました。記念にいただいた手作りの和紙のしおりも大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。
これからも病棟訪問はこれまで通りさせていただきますので、もう会えなくなるわけではないのですが、こうしていつも区切りやけじめをきちんとしてくださるのが、島田のスタッフの皆さんの「愛」の形だなあと、いつも頭が下がります。
30分のアカペラコンサートにはいつものメンバーの方々に加えて、他のグループの方も来られて、ホットステーションは満員状態。
温かな明るい空間で、春の歌メドレーや「思い出のアルバム」などを一緒に歌いました。
そしてリクエストコーナーでは、北島三郎さんの「与作」、ユーミンの「春よ来い」、外国の曲「コンドルは飛んで行く」、ジブリのテーマ「君を乗せて」、「虹」などがだされて、ヴォ—カルれいこは、嬉しいやらハラハラするやら、汗だくでした。(~_~;)
でも女性職員のMさんが、これら全部の歌詞をよくご存知で、特に「与作」では、一緒に前で歌ってくださり、利用者さんから出されたリクエストの曲をなんとか全部歌うことができて、ホットしました。
これがホントのホットステーション(*^_^*)V
女性二人が北島三郎さんの「与作」を前に出てデュエットしている姿、想像できますか?
手拍子に合わせて、「トントントン」「ヘイヘイホ—」♪
でもでも、実際に歌ってみると、「与作」って歌いやすくていい歌、気持のいい歌なんです。
これまではリクエストされても、「いや〜(~_~;)、サブちゃんはちょっと~(~_~;)」と、歌わないできたのですが、それもこれも、歌う前から「無理だ」と思っていたからなんです。
「無理」というのは、上手に歌えないと言う意味でした。
でも実際に歌ってみたら、楽しいんですね。
肩に力をいれないで、上手に歌おうとしたり、本物のように歌おうとしないで、楽しめたらいい、そんな風に気持を楽にすれば、歌は歓迎してくれる。
一昨日の「王将」リクエスト体験も含めて、曲に敬意をもって、曲と仲良くなろうと思って素直に取り組めば、曲に命がかようのだと改めて感じています。
女性の演歌が精いっぱいと思っていたのですが、偏見は可能性を狭めるということに気付きました。それを取り払ったら、「歌」そのものともっともっと仲良しになれますね。
ホットステーションの皆さんは、どんどんリクエストしてくださり、これまではいつもドキドキだったのですが、こうして屈託なく、率直に、「うたって〜!」とリクエストしていただけたおかげで、「石狩挽歌」「与作」なども歌えるようになってきました。
何より、私をひろ〜い歌の世界に連れ出してくださったのは、このホットステーションの皆さんなのだということに気付かされました。
島田療育センターさんは、そういう意味で私の歌の先生です。
ヴォーカルれいこを広い広い歌の世界に連れ出して、導いてくださっているのは、島田療育センターさんなのです。
こうしてある意味鍛えられて、沢山のドキドキやわくわくをいただいて、音楽の世界を楽しめるようになってきたことを、心から感謝して、新たにスタートする気持ちで、昨日のミニミニコンサートをさせていただくことができました。
「うれしかったこと、おもしろかったこと
いつになっても わすれない」
ホットステーションの皆さん、本当にありがとうございました!!
またお会いする日を楽しみにしています♪
スタッフの皆さんも利用者のみなさんもどうぞお元気で!!
☆(*^_^*)☆