今日は島田療育センター病棟コンサートに行ってきました。
これまでは、「病棟コンサート」と呼んでいたのですが、この呼び名では、いまひとつさびしいので、勝手に名前をつけてみました。
病棟に入って「みなさんこんにちは〜!!」とご挨拶した後で、「実はコンサートに名前をつけたんです!!」と言うと、職員のみなさんが「わ〜!!」と盛り上がってくださいました。
「なんとつけたかというと・・・」
と、もったいぶってから
「わくわくコンサートで〜す(*^_^*)V」
と発表!!
職員のみなさんからは、微笑みがこぼれました。
・・・あまりに、ネーミングがありきたり・・・(~_~;)ではありますが、
まあ、とりあえずはこれで。
というわけで、今日は第七病棟わくわくコンサートを東病棟と西病棟で30分ずつさせていただきました。
コンサートの中では、春の歌や童謡はもちろん、リクエストのあった歌謡曲なども歌いました。
どんな曲の歌詞も良くご存知のHさんからリクエストのあった、ちあきなおみさんの「四つのお願い」も途中で披露したのですが、
この曲は、1970年のヒット曲ですから、職員の方の半数はまだ生まれていなかったということが分かり、ボーカルれいこは、愕然としながらも、ちあきなおみさんの歌い方を再現できるように、歌ってみました。
すると、若い職員の方は、「四つのお願い」に真剣に耳を傾けてくださり、その熱心な姿にはまた初々しいものがあり、とても嬉しくなります。
ベテランの職員の方は、昭和歌謡も余裕で聴いてくださり、「次は山本リンダを!!」と、ヴォーカルれいこもタジタジのリクエストまで出てきました。お蔭さまで、愉快な笑いに満ちた30分のわくわくコンサートとなりました。
島田の職員の方々は本当に、いつも熱心にコンサートに参加してくださり、盛り上げてくださいます。ありがたいことです。
さて、東病棟の利用者さんで松山千春さんのファンのJさんが、「大空と大地の中で」をリクエストしてくださり、私のために、歌詞もちゃ〜んと準備してくださっていました。
実はきっとJさんからこの曲のリクエストがあるのでは・・・と予感していました。そこで、ヴォーカルれいこは、この曲を練習していったのです。
ところが、西病棟でそれを披露しようとした途端、歌詞がすっかり飛んで、頭が真っ白に!!大半をラララ〜で歌ってしまいました(~_~;)
はやり、もっともっと練習して、時間を掛けて何度も何度も身体に憶えさせないといけません。練習の絶対量の必要性を痛感し、反省したそのすぐ後に、東病棟に移動したら、Jさんが歌詞を準備していてくださったのです。
Jさん、ありがとうございました。以心伝心なのでしょうか。歌詞は覚えたから大丈夫!!と自信満々だったにもかかわらず本番では完全に真っ白になった私に、この曲の歌詞が用意されていて、本当に有り難く、感激です!!
「大空と大地の中で」
この曲は練習すればするほど、素晴らしい曲だと感じます。特に好きな箇所は、
「生きることが 辛いとか
苦しいだとか 言う前に
野に育つ 花ならば
いのちの限り 生きてやれ」
というところ。
「生きてやれ」という言い回しは、歌ってみるとわかるのですが、
優しさと強さをもらえる不思議な箇所です。
読者の方も、ぜひ、一度、全曲を聴いてみてください。(*^_^*)
病棟で歌う時は、アカペラです。アカペラで歌うことで伝わる曲って、やはり曲自体の力があるのだなあと思うのです。
今日も「わくわく」が沢山詰まった、素敵な時間を過ごすことができました。これも第七病棟西棟と東棟のみなさんのおかげです。
本当にありがとうございました。
島田療育センターの桜は見事ですね。楽しいお花見ができますように祈っています。
祈りと感謝をこめて。
☆(*^_^*)☆
さて、今日の