☆(*^_^*)☆ボランティア活動とサクセスフル・エイジング

先日、多摩市内のコミュニティーセンターのカウンターで

「50代〜60代から始める

サクセスル・エイジングへの第一歩〜上手に年を重ねよう」

と題した資料が目にとまりました。

多摩市健康福祉課高齢支援課から出ているもので、カラー版の読みやすいリーフレットです。

これによると、サクセスフル・エイジング(上手に年を重ねる)への第一歩は3つの「しよう!」からなっています。

ひとつめは

「肯定的な気持ちを持ち続けよう!」

これは自分への肯定的な気持ちが、主観的な健康観の高まりにつながり、たとえ病気や障害があっても、それを受容することで健康長寿が実現できるという意味だそうです。

ふたつめは、

「住環境を整えて生活しよう!」

これは、健康長寿とは、社会とのつながりや住宅・住環境によって支えられるからだそうです。

みっつめは

「社会的役割を持ち続けよう!」

これは、趣味や余暇活動から一歩踏み出して、仕事をしたり、特技や好きなことを誰かのために活かすという、ボランティアや社会的役割につなげていくことが、生きがい感につながり、その結果健康長寿が実現できるからだそうです。

人とのつながり、何らかの役割、それを通した自分への肯定的な感情。

こういうものが、主観的な健康観を支えるのですね。

このリーフレットを見て、あらためて、若い時からボランティア活動を当たり前のように生活の中に組み込んでいることの大切さについて考えました。

ちょうど、一月の収入を、費目によって分けて計画的に支出したり、どのくらいを貯蓄するか決めるのと同じように、

自分の持っている時間を、ボランティア用に週にどのくらいとか月にどのくらいと予め取り分けておくことが必要なのかもしれません。

余った時間をボランティアに充てるのではなくて、取り分けておく。

私は今年はこの役割をしようとか、毎月第三日曜日は1時間だけボランティアをしようとか、何かを決めて、少しずつスタートすることが、きっと心と体のビタミンになっていくのではと思います。

ときどき、思うのです。沢山の方がもっともっと島田療育センターをはじめとする地域の施設に、日常的に音楽を奏でに出入りしてくださったら、きっと楽しいのではと。

そうしたら、きっとこれまで以上に音楽の溢れる、素敵ないこいの空間がいたるところに実現することでしょう。生の音楽ってやはり癒されます。

気軽に生演奏が色々な場所で聴くことができるようになるといいなと夢見ています。

☆(*^_^*)☆