☆(*^_^*)☆久々の病院コンサート♪

こんにちは!!(*^_^*)

5月27日、日曜日。東京は爽やかな風がここちよい五月晴れの朝を迎えました。

昨日は近所の小学校の運動会。賑やかな歓声や元気な行進曲が風にのって届いていました。

今朝はし〜んとして、鳥のさえずりが聞こえてきます。

また新しい一日の始まりです。

明後日は久々の,

おそらく1年半ぶりぐらいの、多摩南部地域病院でのコンサート。

明るくすっきりとしたオープニングを心がけて、今回はオープニングに「世界は二人のために」を演奏することにしました。

なんとなく懐かしい、そしてほんわかとする曲だと思いませんか?

とってもシンプルな歌詞。

わかりやすいメロディー。

だれでも歌の世界に入りやすい大らかさがありますね。

フォークソングが流行っていた頃の歌謡曲の味というのも、なかなか捨てがたいものがあります。

やはり、明るいって大切ですね。

明るいばかりでは疲れてしまいますから、

陰と陽のバランスを取りながら、しっとりした曲と明るい曲を組み合わせて

30分をできるだけ沢山の患者さんに楽しんでいただけたらなんて思い描いています。

☆アルビレオ☆の原点である多摩南部地域病院。

この病院で、患者の一人としてはじめてロビーコンサートを聴くという体験をしたのが、ちょうど13年前の5月のことでした。

そういえば、紫陽花が咲き始める少し前の、こんな明るい陽ざしの季節でした。

あの時、「病院でコンサート?」と病院の壁にはってあったポスターを見て驚きながら、手術が終わったら必ずいこう!と入院生活を潤してくれた楽しみをみつけてウキウキとさえしていました。

コンサートを心待ちにしていた、あの日の自分の姿が蘇ります。

あの時、地域の音楽家の若い女性が、ボランティアでバイオリンを弾いてくださいました。ピアノとのアンサンブルだったと思います。

何の曲を聴いたのかは全く覚えていません。でも、生の演奏の癒しの力をはっきりと感じて、音の響きをたっぷりと全身に浴びて、心に不思議なエネルギーをいただいた感覚だけは今でも鮮明に残っています。

あの日があったからこそ、音楽の素晴らしさ、大きな抱擁力に気付くことができました。

あの日があったからこそ、「私も元気になったらいつか地域でこういう活動をしたい!」とささやかで、でもとても強い夢に出会えたのでした。

ですから、病気や入院は、不幸ではなく、むしろ一つの大きな恵みだったのだと素直に思うのです。私の人生にとってとても大切な、かけがえのない経験であり、優しさに包まれた思い出であり、希望の源です。

頭でっかちになって、いつも何にでも色々とあれこれ意味をくっつけて自己満足しがちではありますが、

単純に、歌うことが好き、ギターが好き。

そして奏でる響きを喜んでもらえたら、楽しんでもらえたら、

それが私の幸せ。

それに尽きるのかな〜なんて思っている今日このごろです。

大切なことって、ごくごくシンプルで単純なことなんですね。

好きか嫌いか。

結局はこれが人が動く上での大きな原動力なのでは?

「人は幸せになる権利がある」と誰かが言ったのに対して

「人は幸せになるのが義務なのだ」と言いました。

そして幸せになるのは、自分次第なのだと。

「幸せになるために誰もが生まれてきたんだよ」は、さだまさしさんの新曲「いのちの理由」の一節です。

生まれたこと、生きていること、そのこと自体が幸せなのだと心の底で感じられる瞬間の連続となりますように。

幸せでいるために、「喜び」にスポッライトを当てて日々を送りたいものですね。

ではでは☆(*^_^*)☆素敵な一日をお過ごしください。

祈りをこめて☆☆