8月6日。広島に原爆が投下された日の夜。
六本木の「音楽実験室 新世界」というライブハウスで素敵なパフォーマンス「こどもに未来を」を観ることができました。
出演者のKINJOさんが、☆アルビレオ☆のオリジナル曲「空を見上げて〜天国の母より〜」の曲を7月7日のライブで気に入ってくださり、「カバーしてもいいですか?」「8月6日やります」と申し出てくださったのが、今回の観覧のきっかけです。
「KINJO」さんは40代の男性なのですが、
☆アルビレオ☆のオリジナル曲「空を見上げて~天国の母より〜」の歌いだしから見事にお客様の心をつかみました。
「幼いあなたを連れて二人で歩いた道」という、歌いだしを、愛情のこもる母的な穏やかさと強さを感じる声で歌い、ギターを抱えて弾き語りしている間、会場はとても温かなものでつつまれたようでした。
ピアノ伴奏は、素敵な女性ピアニストとの「いと」さん。会場の雰囲気をそれ以前から最高に盛り上げていたのは、MCも歌もギターも個性的な男性アーティストの{JO」さんでした。
ヴォーカルれいこは、自分の歌を、他の人がそれも、男性が歌うという場面は初めてでしたので、どんなふうに表現していただけるのか、とても楽しみで、ギタリストつるおかと一緒に会場に、足を運びました。
入口は若いお客様が列を作っていて、それは凄い賑わいでした。
「☆アルビレオ☆のコンサート会場とだいぶ趣がちがうね〜」とギタリストつるおかと話しながら会場にはいりました。地下1階です。
中に入ってびっくり!!20代の若い人だらけなんです。
きっと☆アルビレオ☆があの観客席では最高齢だったのでは?
広くはないライブハウスのフロアに、おそらく100名は入っていたのでは?しかもそのほとんどが立ち見で2時間。
若いって凄いですね〜。
KINJOさんのお取り計らいがまた嬉しいことに、並んでようやく入場したら、目の前の特等席に「☆アルビレオ☆さまご予約席」と貼り紙がされていて、ヴォーカルれいことギタリストつるおかは、席に座って2時間のパフォーマンスを楽しむことができたのでした。
「シルバーシートに座ってる気分ですね。助かりましたね(*^_^*)」と、私。
KINJOさんの温かなご配慮に心から感謝しました。
とにかく、KINJOさんの「空を見上げて」、素晴らしかったんです。涙が流れてきました。
私の隣の「シルバーシート」に座っていた女性も、何度も涙を拭きながらじっと聞いていらっしゃいました。会場内がし〜んとして、やはり、この曲は天国からいただいた歌なのだなあと再確認しました。
ヴォーカルれいこが歌わなくても、この曲自体に魂があるから、だれがうたっても、その人の心が素直に反映されて、そのひとならではの表現と結びついて穏やかな感動を生むのだと思うのです。
もちろん、KINJOさんの声の表現力が素晴らしかったのはいうまでもありません。
2時間の大切なパフォーマンスの中に、この曲を加えていただき、家庭の平和の大切さ、子どもたちの未来を守る責任、平和のために自分ができることは何だろうと考えて行動することの素晴らしさなど、沢山のことを見て、聴いて、考え、を教えていただきました。
KINJOさん、JOさん、いとさん。素敵なステージ、本当にありがとうございました。
若いファンの方があんなに熱くステージと一体となるのは、3人のアーチストのチームワークとめざすものが揺るぎのないものだからなのだと思います。
どうぞこれからもがんばってくださいね!!
これを読んでくださったあなたもどうぞ今日からの毎日、またさらに幸せでいてください!!
愛をこめて☆(*^_^*)☆