☆(*^_^*)☆子どもたちは希望そのもの〜石巻のボランティアガイドさんのお話から〜

今日は都立高校の体育祭を観てきました。

リズムに乗って踊ったりする現代的なプログラムから、騎馬線や棒倒しなど、伝統的な種目まで、高校生たちは炎天下、汗も拭かずに、笑顔いっぱい、元気いっぱいで体育祭を創っていました。

こういう行事を参観すると、中学生、高校生は、社会の要なのではと感じます。

先日陸前高田でのボランティア活動の翌日に訪れた石巻では、震災被害の実態を、バスで市内を回りながら見せていただいたのですが、その時の案内役のボランティアガイドさんは、こんなふうにおっしゃっていました。

「避難所にたどり着いた大人たちの目は、うつろで、みんな死んだような目をしていました。

でも、子どもたち(中学生)は元気でした。それが救いになりました。

子どもたちは、避難所にようやく届いたパンやおにぎりを、一人ひとりの被災者に「しっかり食べないとだめだよ」とか「はい、たべてね」とか優しく元気な言葉をかけながら、配ってくれました。

バケツリレーで、プールから水を汲んで、それをトイレを流すための水として備えてくれたのも、子どもたちでした。

自主的に動いて、気づいたことをどんどんやってくれたのです。

とにかく子どもたちの元気な姿、明るい姿には救われました。

そしてこの子どもたちが石巻にいるかぎり、石巻は大丈夫だ、そう思えたんです。

子どもたちは希望そのものです。」

と。

こうして元気に駆け回り行事に没頭する子どもたち(高校生)を見ていると、本当に若者の力は社会の活力だと感じます。

若者が生き生きと生きている場に立ちあうだけで、大人は何か忘れかけているもの、枯れさせてしまったものを呼び覚まされるような、深呼吸した時の安堵感と爽やかさを感じさせられます。

いつの時代でも、どんな場所でも、子どもたちは希望そのものなのだ。

だから、将来のことを考える時、防災対策や街の将来構想を練る時には、10年後の自分の生活の事を考えるのではなく、100年後、1000年後に生まれる子どもたちのことを思いやって、それを基準に、今までの経験を生かす方向で考えなければならないのだと自分に言い聞かせました。

体育祭をみても、やはり被災地の復興のことを考えてしまいます。

それだけあの3日間の旅は意味のある、インパクトの大きな旅だったのですね。きっと。

石巻のちえちゃんから貰ったCD.。

聴いてみたらとても良い曲でした。

「虹をかけよう」という復興支援ソングです。

いつかコンサートで演奏したい曲になりました。

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