昨日の親友Kちゃんとの相模原での語らい、そして多摩市の島田療育センターでのベッドサイドコンサート、夕方の鳳蘭先生のレッスン。
一夜あけて、思ったこと。
それは、人は（というか・・・きっと私は）、いつもいつも成長の実感が欲しいのだということ。
昨日より今日は少しマシになった。
「マシ」という微々たる前進でもいい。
昨日よりは今日、心が1ミリ四方広くなったとか、1ミリ深く考えられるようになったとか、そういう小さな変化でもいいから、プラスの方向、光りのさす方に向かって成長できていたら、それも、他の人からは分からなくても、自分なりに、「マシになったかも」と実感できれば、それで幸せ。
親友Kちゃんとの語らいは、いつも沢山の気づきを貰います。8月末の陸前高田と石巻への旅も、私の関心が陸前高田の公民館の壁に残されたメッセージにあることを知らない彼女のご主人が、まったく偶然に「陸前高田へのボランティアバスツアーに行こうとおもうんだけど」を彼女に相談したことから、「れいこさん、こういうバスツアーがあるそうです」と教えてくれたことがきっかけでした。
もし陸前高田へのバスツアーに行っていなかったとしたら、きっと今日の私は全く違うわたしだったことでしょう。行く前と行った後とでは、自分の内面が大きく変化していることが日々実感されます。
それから、昨日の島田療育センターでのベッドサイドアカペラコンサート。これも回を重ねるうちに、今日は「よかったかも」と思う日もあれば、「今日は準備不足だった」と落ち込む日もあります。
一度として、いい意味でも悪い意味でも、予想通りに出来たことはなく、クオリティーが一定ではないのですが、それでも、「まだまだだなあ〜」と思わせていただく場面がいつもあって、アップアップしながらなんとか浮いているような、そんな状態です。だからこそ、次はどうしようか、考えてまた壁にぶつかって、少しは「マシ」になるかもと期待ができて、楽しみになります。
鳳先生のレッスンも、自分では気づかない点を指摘していただけて、しかも「マシになってるかも」と思わせてくださるようなコメントをいただけることが、本当に有り難いひとときです。
昨日は「見果てぬ夢」を教えていただきました。最初、朗々と歌ったら、「あなた、宝塚の男役みたいに歌ってるわね。お客様の心に届けるには、もっと問いかけるように、語りかけるように歌ってみるの。たとえばこんなふうに」とお手本を示してくださいました。
そして、「千の風になって」をおさらいした時は、「泣きそうになったわ」と言ってくださり、それが、単純な私にとっては飛び上がるほど、嬉しいおほめの言葉として、ありがたい一言でした。
完璧をめざすのでなく、「少しマシになる」ことを目指していけば、きっと毎日が楽しくわくわくするのでは。そんな風に思います。
マシを目指して今日も楽しくがんばろ〜っと！！（*^_^*）
あなたも、今日はきっと素敵な一日になりますね。
元気にお過ごしください！！☆（*^_^*）☆