9月15日(土)は多摩市内の桜ケ丘延寿ホームで行われる「長寿を祝う会」の式典後のコンサートを依頼されています。
100歳を越える方が5人以上いらっしゃるようで、中心的な年代は80歳代以上とのこと。
コンサートの最初は、昭和初期の頃の歌のメドレーなのですが、ひととおり、メドレーが終わった後は、☆アルビレオ☆が目下チャレンジしている、古賀政夫さんの「影を慕いて」を演奏する予定です。
「幻の 影をしたいて 雨に日に 月にやるせぬ わが想い・・・」
切ない心を描いた、美しい曲です。
ギタリストのミスターつるおかは、古賀政夫さんのメロディーを大切にしながらも独自のアレンジを随所に光らせて、それはそれは素晴らしいギター伴奏で歌を盛り上げてくれます。
この曲だけはフルコーラス、3番まで歌う予定で、目下、歌詞を一生懸命覚えています。
それにしても、古賀政夫さんという人は凄いですね。
この曲の作詞も作曲もされているのですから。
さらに、歌手の藤山一郎さんも凄い。
こんなに哀しい歌を、明るい透明感のある声で、淡々と歌っています。
余計な装飾をほどこさないから、清潔感があって、しかも悲しみが伝わってきます。
決してオーバーに表現せず、シンプルに歌う。
それが曲を生かす、大切な謙虚さなんですね。
誰かが創った楽曲を演奏させていただく時は、極力自分を抑えて、
その曲が前面に出るようにすることは、もしかしたら、もっとも難しくそして最もやりがいのある表現方法なのかもしれません。
宮澤賢治さんの「雨ニモマケズ」の一節を思い出しました。
「ジブンヲ カンジョウニ イレズニ
ヨク ミキキシ ワカリ
ソシテ ワスレズ」
自分が、自分が、という気持ちがいつも真っ先に来がちなボーカルれいこは、
曲を生かすためにも、自分を無にして、「影を慕いて」を演奏できたらいいな〜と
新たな、小さな目標を抱いています。
さてさて、どんなコンサートになるのでしょう。楽しみです(*^_^*)V
ではでは、
そろそろ休みたいと思います。
どうぞあなたも素敵な夢をみてくださいね!!
今日もこうして無事に終わったこと、そして眠りに入ることでまた新しい一日のスタートをきることができることに心から感謝です。
今日よ、ありがとう☆☆
☆(*^_^*)☆お休みなさい☆☆