東京は今日も一日中雨模様でした。
オフィスアルビレオのある町会では、雨の中、初めての放水訓練がありました。
住民による住民のための防災訓練で、今日は道路に埋め込まれている消火栓を住民が開けて、住民だけでホースをつないで放水するという、多摩市では初めての訓練です。
参加者は40名ぐらいだったでしょうか。みんなカッパを着たり、傘をさしたりしながら、消火栓の開け方や、ホースのつなぎ方、持ち方などを教え合いました。
プロの消防士さん7〜8名の見守る中、住民だけですべてを行なう訓練というのは、もしかしたら、日本でも例がないのでは?
5歳の男の子が、ホースのつつさきを持って可愛い姿で放水姿勢をとると、皆の笑顔が広がって、拍手喝さいが起こりました。
大災害が来たら、消防自動車はすぐにはこれないだろう。ならば、自分たちでできることを自分たちでやっていこう。
そういう考えから実行に移された今日の放水訓練。
雨の中、カッパを着て、寒さに震えながらも集まった皆さんの心には、きっと自然災害で被災した方々への想いが強くあったことでしょう。
和気あいあいとした中での防災訓練は、常日頃からの隣近所の交流の大切さに気付かせてくれるものでした。
あえば挨拶を交わし、一緒に笑ったり、食べたり、飲んだり、話し合ったり、何か一つのことに取り組んだり。
そういうことの積み重ねこそが、一番の防災なのかもしれません。何かあれば家族のように助け合える。そういう関係は素晴らしいなあと思うのです。
この町会には、☆アルビレオ☆のコンサートの度に応援にきてくださっている方も沢山いらっしゃいます。
人と人との繋がりは、こういう日常の触れ合いからこそ、強く確かなものになるのですね。
雨の中の放水訓練。
町会の皆さん、お世話になりました。
ありがとうございました。
☆(*^_^*)☆