宮城県立がんセンターのボランティア「ひだまり」のリーダー、Mさんから、素敵な絵手紙が届きました。
「先日は緩和ケア病棟でコンサートを開催してくださり、ありがとうございました。
のびやかな歌と演奏で、とても感激したとの感想がありました。」と
メッセージが添えられています。
あまりに美しい絵手紙なので、Mさんに感激したことをお伝えしたくてお電話しました。
ちょうど病院にいらしてすぐにお話できました。
そして、「この絵手紙を写真に撮って、ブログに出してもいいですか?」とお礼かたがたご相談したら
「いいですよ」とのお返事をいただいて、即撮影!
それが、この写真です。絵手紙のあたたかさに改めて感動です。
今日は11日。東日本大震災から2年7カ月。
毎日のように宮城、岩手、福島、栃木などの友人、知人のことを考えていますが、毎月11日が近付くと、その想いはもっと強くなります。
思うだけで何もできない自分がはがゆくて、申し訳ない気持ちになりますが、
こうして故郷からの便りが届くと、とても慰められ、励まされます。
筆不精している私ですが、思い切ってご無沙汰してしまった方々に、一言だけでもお便りしてみようか・・・「いかがおすごしですか?」と
思っているだけでは何も伝わらないよ。
そんな風にやさしくこの絵手紙が教えてくれました。
この絵手紙、Mさんが病院の花をスケッチして描かれたそうです。
何とも言えない温かさが伝わってきます。
それは、この手紙が、絵が描かれて、宛名が書かれて、メッセージが添えられて、切手が貼られて、投函されるまでの長い時間、Mさんと一緒にいたからなのかも。
人のぬくもりは、その人が関わった「物」にしっかりと伝わって、それは届いた時にも相手に伝わるのでは。
そんな風に感じさせられます。
リビングの私の席から一番良く見える、エンジェルコレクションの棚の中央に飾りたいと思います。
Mさんをはじめ、ボランティア「ひだまり」の皆さんの優しいまごころに改めて感謝いたします。
震災から2年7カ月目の午後に・・・
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