今日は多磨全生園での2回目のコンサートでした。
12月4日(水)n1回目の時は、ギタリストつるおかと一緒に演奏できましたが、今回は仕事の都合でどうしても日程が合わず、ボーカルのみの出演ということで伺わせていただきました。
看護部副部長のKさんが、コンサートのために沢山の調整をしてくださって、その上、今日は休日返上で会場に駆けつけて見守ってくださいました。
曲目はクリスマスソングメドレーの他、「たき火」「雪やこんこ」「冬景色」「冬の星座」「あんたがたどこさ」「幸せなら手をたたこう」「上を向いて歩こう」などです。
一人ひとりの方と握手したくて、歌いながら手を取ると、皆さんが私の目をみて、微笑んで、そうして、手を握り返してくださいました。心から嬉しい、ありがたい瞬間です。
今日は、オリジナル曲「祈り」をみなさんへのクリスマスプレセントとして演奏しました。写真の手前に、は入所者さんが椅子に2列に並んで座り、その後ろに職員の皆さんが立って聴いていてくださいました。
「祈り」の曲の中では「いつもいつも 健やかに 幸せでいてね」という歌詞が繰り返されます。
全生園と☆アルビレオ☆をつないでくれた友人のA子さんとSさんが、この歌をとても気に入ってくれていました。
A子さんとSさんに、いつか「全生園で歌いますネ」と約束をしていたのに、その約束がはたせないまま、お二人とも天国に旅立ってしまわれました。
だから、少しでも早く、この「祈り」を届けに来たかったのです。
せめて、全生園で暮らす方々に、少しでも早く聴いていただきたかった・・・。
その願いが、今日、ようやく叶えられました。
ようやく約束を果たすことができて、その上、このコンサートを通してまた新しい出会いを与えられました。
天国のA子さん、Sさんに心から感謝しています。
こうして全生園に導いてくださって、本当にありがとうございました。
いつもいつも、これからも、
「祈り」を献げます。
☆(*^_^*)☆