☆(*^_^*)☆「祈り」を献げて〜国立療養所多磨全生園ミニコンサート〜

今日は多磨全生園での2回目のコンサートでした。

12月4日(水)n1回目の時は、ギタリストつるおかと一緒に演奏できましたが、今回は仕事の都合でどうしても日程が合わず、ボーカルのみの出演ということで伺わせていただきました。

看護部副部長のKさんが、コンサートのために沢山の調整をしてくださって、その上、今日は休日返上で会場に駆けつけて見守ってくださいました。

曲目はクリスマスソングメドレーの他、「たき火」「雪やこんこ」「冬景色」「冬の星座」「あんたがたどこさ」「幸せなら手をたたこう」「上を向いて歩こう」などです。

一人ひとりの方と握手したくて、歌いながら手を取ると、皆さんが私の目をみて、微笑んで、そうして、手を握り返してくださいました。心から嬉しい、ありがたい瞬間です。

今日は、オリジナル曲「祈り」をみなさんへのクリスマスプレセントとして演奏しました。写真の手前に、は入所者さんが椅子に2列に並んで座り、その後ろに職員の皆さんが立って聴いていてくださいました。

「祈り」の曲の中では「いつもいつも 健やかに 幸せでいてね」という歌詞が繰り返されます。

全生園と☆アルビレオ☆をつないでくれた友人のA子さんとSさんが、この歌をとても気に入ってくれていました。

A子さんとSさんに、いつか「全生園で歌いますネ」と約束をしていたのに、その約束がはたせないまま、お二人とも天国に旅立ってしまわれました。

だから、少しでも早く、この「祈り」を届けに来たかったのです。

せめて、全生園で暮らす方々に、少しでも早く聴いていただきたかった・・・。

その願いが、今日、ようやく叶えられました。

ようやく約束を果たすことができて、その上、このコンサートを通してまた新しい出会いを与えられました。

天国のA子さん、Sさんに心から感謝しています。

こうして全生園に導いてくださって、本当にありがとうございました。

いつもいつも、これからも、

「祈り」を献げます。

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