庭の菜の花がどんどん成長しています。
五月晴れの続くここ数日、菜の花の笑顔がひときわ輝いているように見えます。
今日の写真は、絵手紙です。
去年お邪魔した宮城県立がんセンター緩和ケア病棟のボランティアリーダーMさんかが描いて送ってくださいました。
そして、2年前にお邪魔した、石巻の大橋仮設住宅集会所で出会った92歳の女性、Nさんからも達筆のお便りが届きました。
被災地復興に少しでも何かができればと願って始めた訪問コンサート。そのコンサートがきっかけで、出会った方々との交流が続いていることは、本当にありがたいことです。
☆アルビレオ☆が、こうして被災地コンサートや様々な施設でボランティアコンサートができるのも、ある篤志家からの支援があるからです。
☆アルビレオ☆は、2年前の7月7日のコンサートで、会場のお客様に夢を語りました。
それは、被災地に行って音楽を届けたいという願いでした。
何のつてもなく、資金もない状態でしたが、そこで語った夢に心をとめて、「何か少しでも応援したい」と申し出てくださった方が会場にいらっしゃったDさんです。
その支援をいただくことができたからこそ、☆アルビレオ☆は、この2年間、東北へ出かけ、多摩地域内外に機材を持ってでかける、訪問コンサート、ベッドサイドコンサートをボランティアとして継続することができました。
これまで地域で応援してくださった方々をはじめ、沢山の方の有形無形の応援をいただく幸運に恵まれたからこそ、今こうして、被災地で出会った方との交流もできることに、改めて、感謝の念を深くしています。
菜の花の絵手紙と共に、宮城県立がんセンター緩和ケア病棟から、「ぜひもう一度きてください」「ミニコンサートをしてください」とのリクエストをいただきました。
そして、今年はあれからちょうど1年目になる、9月17日(水)に伺うことが決まりました。
昨年、緩和ケア病棟のコンサート終了直後、病室に招いてくださり、「マイウエイ」をリクエストしてくださった、患者さんのNさん。Nさんは、痛みに耐える毎日で、入院中は辛い表情でベッドに横たわっていらっしゃったそうですが、☆アルビレオ☆の「マイウエイ」を聴いている間は、微笑んでくださり、握手までしてくださいました。
Nさんがその翌日天国に旅立たれた、と伺ったのは、それから1週間後でした。
あの病室での、Nさんとの出会いと触れ合いは、今でも☆アルビレオ☆の音楽活動の支えとなっています。
痛みに耐えながら、それでも「マイウエイ」を聴いて微笑んで「ありがとう」と言葉をかけてくださったNさんの「いのち」の力に、今も、これからも☆アルビレオ☆の活動は強く導かれていくことでしょう。
今日5月9日は板本先生のレッスンの後、多摩センター駅前にある、多摩市グリーンライブセンターを訪問しました。
毎月第二日曜日に開催されている「がん哲学外来カフェ」にお邪魔するためです。
13:00〜15:00まで、緑豊かな癒しの場で、スタッフの方々、ゲストの方々とコーヒーを飲みながらテーブルを囲んで、和やかで穏やかな、語らいのひとときを過ごしました。
8月頃には、カフェで☆アルビレオ☆コンサートをさせていただけることになりそうです。
☆アルビレオ☆の音楽が人と人を繋ぎ、心に寄り添う響きとなれば、この上ない喜びです。
明日は母の日ですね。
生まれた事への感謝、生きていることへの感謝の一日にしたいと思います。
☆(*^_^*)☆