9月15日は敬老の日でした。
先日朝のラジオを聴きながらお弁当をつくっていたら、投稿者の方がお孫さんからもらったメッセージの言葉が流れてきました。
「長生きしてくれてありがとう」
この言葉、いいな〜と思わず微笑んでしまいました。
子どもの頃、祖父や祖母に
「おじいちゃん、おばあちゃん、長生きしてね」と書いたことはあっても
「長生きしてくれて ありがとう」と伝えた事はなかったと気づきました。
母の日は「お母さんありがとう」
父の日も「お父さんありがとう」
そして、敬老の日も
「おじいちゃん/おばあちゃん」
「ありがとう」が 素敵です。
それも
「長生きしてくれて ありがとう」は
もっと素敵だな〜と思うんです。
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☆アルビレオ☆は9月14日(日)に 多摩市内の新天本病院で 敬老の日のお祝いイベントに参加させていただきました。
15分間(6曲)の演奏を、病院内の4フロアーを移動して行いました。
「バラが咲いた」「赤とんぼ」「七つの子」「夕焼けこやけ」「紅葉」「故郷」など、懐かしい曲に、入院中の高齢者の方々が、お元気な声で歌ってくださいました。
子どもの頃に歌った歌は、自然に口をついてでてくるものなのですね。音楽の力は人の心をつなぐ力なのだと改めて実感した瞬間でした。
職員の皆さんが、この日のためのプログラムを企画され、飾り付けから出し物、記念のプレゼントに至るまで、真心こめて準備されていたことにも、感銘を受けました。
写真は☆アルビレオ☆の控室に用意されていたお茶やお菓子です。
控室のドアを開けた瞬間、目に入ったのはマリーゴールドの鮮やかな黄色と、明るい緑の葉っぱが揺れている花瓶でした。
これを飾ってくださった、担当のYさんが、
「この葉っぱは、ゴ—ヤの葉なんですよ〜」とのこと。
マリーゴールドのお花とゴ—ヤの葉?!!
意外な組み合わせが新鮮でさわやかな、素敵なアレンジメントに コンサート前の緊張もほぐれました。担当のYさんをはじめ、職員の皆様、ありがとうございました。
最近は敬老の日のお祝いをしない自治体や地域も増えているようですが、
こうして地域の病院の中で、心のこもった温かな営みがあることに改めて、守るべき大切なことは何かに気づかされます。
新天本病院の素晴らしい敬老の日に参加させていただき、☆アルビレオ☆も忘れ難い一日を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございました。
☆(*^_^*)☆