☆アルビレオ☆の練習の帰りみち、視線を感じて目を向けると、足元にねじり花が。
ピンクの可愛い花をつけて、くるくると舞っているような、背筋をのばしたねじり花がこちらを見ていました。
おもわず携帯を出して、腰をかがめて、「ハイ、チーズ」
何度か撮り直してようやくこれが一番いいかな〜という感じで確認していたらバスが来てしまいました。
毎日少しずつ少しずつ背を伸ばして、花を咲かせて、くるくると舞って・・・
きっとあの時、精一杯背伸びをしていたんでしょうね。
もっと綺麗にとってあげたかったけど、私のがら携ではこれが精一杯。
ねじり花を愛してやまない茨城県のSさんは今頃どうされているかしら・・・
茨城県の自宅で被災されて、しばらく高尾山ふもとのお嬢さん宅で避難生活をされていたSさん。
Sさんは、☆アルビレオ☆のオリジナル曲「わたしという名のいのち」を聴くたびに、ねじり花と、亡くなられた御主人を思い出し、慰められると話してくださいました。
だれかの好きなものを知っているって、とても幸せなことですね。
どこかでそれを見かけた時、必ずその人を思い浮かべることができます。
サッカーを見るとTさんが、ビールを見るとMさんが、うめぼしはKさん、さくらんぼはOさん、絵本はNさん、発酵バターはNさんなどなど。
ちなみに、私が好きなのは、赤と白とゆりの花とコスモスと、それからブドウパン、スイカ、さくらんぼ、チョコレート、エンジェルなどなど。
好きなものは増え続けています。
今日はまた好きなものが増えました。
字を練習すること。今日はひらがなとかたかなを練習しました。
「毎日少しずつ
これがなかなかできねんだなあ」
とは相田みつをさんの作品です。
毎日少しずつ
たくさんでなくていいから、少しだけ。
それならできるかも。
☆アルビレオ☆の活動も少しずつ少しずつで10年になりました。
そして、「今年もぜひ」とコンサートの依頼をいただけるようになってきました。
人との信頼関係も、少しずつ少しずつの積み重ね。
必要とされることに感謝して、できるだけそのご要望にお応えして行きたいと思う今日この頃です。
☆(*^_^*)☆