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だいぶ時間が過ぎてしまいました。みなさん、お元気ですか?
残暑お見舞い申し上げます。
早いもので、宮城県立がんセンターでのコンサートから2週間になります。
個人的な事情で、怒涛の2週間だったものですから、その後ブログが滞ってしまいました。
演奏後に頂戴した立派な花束には、大好きなバラと百合が入っていて、東京まで大事に抱えてきてからのこの2週間、とても元気に咲いてくれました。
緩和ケア病棟でいただいた美味しいコーヒーの味と香り、あのラウンジの、あたたかな雰囲気が今もとても心に残っています。
リハーサル中から患者さんが会場に車いすで来てくださって、30分以も練習の演奏を聴いてくださっていました。
ボランティアの「ひだまり」の皆さんも、部屋の外の廊下に立ったままでずっと優しく見守ってくださって、リハーサルの演奏にも温かな拍手をくださいました。
ベッドに寝たままで来てくださった患者さんや、ご自身で歩いて来られた方もいらっしゃって、コンサート開始時刻の2時半には、小さなラウンジの中と廊下は40人ぐらいの人でいっぱいになりました。
一人の男性の患者さんは、壁に沿って置かれた椅子に座ってじっとこちらを見ていてくださっていました。演奏の途中からとても優しいお顔になって、終わった後は立ちあがって、握手に応じてくださいました。
「オリジナル、感動しましたよ。とてもよかった」
手を強く握りながら掛けてくださったこの一言に、大きな励ましをいただきました。
車いすで来られていた女性の患者さんは、殆どの歌を一緒に口ずさんでくださっていて、歌を歌われる度に、お顔が明るく輝いて、素晴らしく美しい表情になられていました。
アンコールの拍手もいただいき、ムーンリバーを演奏した時には、たった30分のコンサートでも、会場に集まった方の心が一つになっていることがはっきりと分かりました。
「音楽には人と人を繋ぐ力がある」というのは本当です。
人と人が心を合わせることの尊さを、こういう活動から何度も教えてもらえることこそが、演奏者冥利につきるということなのかもしれません。
今回は15年に渡るボランティア「ひだまり」の活動の記録をまとめた記念冊子もいただきました。
ひとつひとつのイベントをきちんと記録されたなかに、☆アルビレオ☆の緩和ケアでのコンサートもしっかりと記されていて、今回で4回(4年)目になることをあらためて確認して、時の流れを感じるとともに、継続できたことに感謝の念を抱いています。
宮城県立がんセンターでの☆アルビレオ☆コンサートを支えてくださったすべての皆様に、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
ロビーコンサートには、中学高校時代の友人達がご家族と一緒に遠くから駆けつけてくれていて、大感激の再会でした。MGのみんな、熱い応援を本当にありがとうございました。
また、地元の、幼稚園からの友人も忙しい仕事の合間を縫って駆けつけてくれました。
50年以上の繋がりの深さに感謝感激でした。
聴きに来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。皆さんとの出会いの喜びを次の活動へのエネルギーに変えて、つなげて行きたいと思います。
次は、8月17日(水)の、府中よつや苑でのコンサート、そして20日(土)は、石巻の仮設大橋団地集会所でのコンサートと続きます。
この夏も元気に頑張ります!!これからも応援をよろしくお願いいたします。
皆さんのお幸せを祈りつつ、感謝をこめて☆(*^_^*)☆