☆(*^_^*)☆こんばんは!
今日は多摩市永山公民館と多摩市高齢支援課の共催による「認知症を知る月間」特別企画の講演会とコンサートが行われました。
☆アルビレオ☆は、講演会後の第Ⅱ部「心のかよう♪コンサート」に出演して40分間演奏させていただきました。(写真はママ友のNちゃん撮影によるものです)
会場にはいつも応援に駆けつけてくれるママ友たちをはじめ地域の皆さん、そして懐かしい、学生時代の友人とお母様が遠方から駆けつけてくださいました。
講演会のテーマは「認知症になっても自分らしく生きる〜ご近所暮らしの決意〜」です。
講師の藤原瑠美先生は、スウェ—デンではなぜ認知症が悪化しないのか、なぜ一人で暮らせるのかなど、具体的な事例を数多く紹介しながら、私たちのこれからの生き方や介護の在り方、認知症をどう捉えるかという大きなテーマに、沢山の光を与えてくださいました。
その講演会の後、10分間の休憩をはさんで第Ⅱ部が始まりました。
コンサートのテーマも「自分らしく生きる」を意識して構成しました。
沖縄の歌メドレーからはじまって、「時代」、「マイウエイ」、さらに、童謡の「赤とんぼ」「七つの子」「夕焼けこやけ」、そして「世界に一つだけの花」を皆さんと一緒に歌いました。
花を受けて、「ひまわりの約束」そしてオリジナル曲の「たいせつなもの」。
オリジナル曲の「たいせつなもの」は、こんな歌詞です。
たいせつなものには 形はないけど
たいせつなものには 輝きがある
たいせつなものには 形はないけど
たいせつなものには ぬくもりがある
・・・略
たいせつなものには 微笑みあふれて
たいせつなものには 安らぎがある
たいせつなものには 優しさ溢れて
たいせつなものには いたわりがある
・・・略
自分で書いた詞ですが、書いた時点では、大切なもの・・・・それは「命」とか「愛」「家族」「友達」などをイメージしていたように思います。
それでも、実は「なんだろう、たいせつなものって」と漠然とまだ答えが見つかっていないようなそんな感覚があって、今日「たいせつなもの」を歌うに当たって何を大切なものとして歌えばいいのだろう・・・そんな思いが胸にありました。
それが、今日の藤原先生のお話しの最後、藤原先生のレジュメの最終ページで見つかったのです。演奏開始前20分ぐらいの時でした。
地域で高齢者が、たとえ認知症になっても重度化しないで一人暮らしができる、自分の生活ルズムで生活できるには、地域で助け合える関係が必要。
そういう環境をつくるには、まず自分の心の窓を社会に開いて、「見知らぬ人」に親切にすることが第一歩。
「肝心なのは、見知らぬ人への親切」とありました。
その時、「親切」という言葉が、私の胸にストンと落ちました。
たいせつなもの・・・それは「親切」!そうだ!これだ!
家族に親切にする、地域の人に親切にする、見知らぬ人に親切にする
それが自然に、当たり前にできるようになった時、居心地のいい地域、国、世界になるのだと、心に明るい光が差し込みました。
去年の講座でも大きな収穫があり、今年もこうして楽屋でご講演を聞くことができて、素晴らしい気づきをいただきました。
フィナーレは「365日の紙飛行機」で、会場の皆さんに予め紙飛行機が配られて、会場からステージに向かってお客さまが「飛んで行け!飛んでみよう!飛んで行け!飛んで見よう!」に合わせて飛ばしてくださいました。
飛行機には「夢」「親切」「心を開いて」などが書かれてあり、「素敵な歌をありがとう」の言葉もありました。
大きな気づきを与えられ、一体感と励ましをいただいた素敵なひと時。
これもスタッフの皆様のお仕事への情熱によるものです。
そしてご来場くださった皆様のお陰です。
「心のかよう♪ミニコンサート」の名の通り、会場の皆様との心が一つになった瞬間の素晴らしさを深く味わえたことは☆アルビレオ☆にとって、さらなる前進への力となりました。
皆さん、今日も本当にありがとうございました。
感謝をこめて☆(*^_^*)☆