向島芸術計画2007では、水内貴英さん、住中浩史さんによるプロジェクト『思い出への話』において、ワークショップへの参加者を募集しています。参加されたみなさんに、連続写真を撮影いただきます。墨田区向島地域(押上以北のエリア)のお住まいの方にご参加いただければ幸いです。
テーマは、「いつかはなくなってしまう日常を記録する」。
お申し込みいただいた方に、6月1日から7月10日の期間中のどこかで、デジタルカメラを2日間お貸しします。墨田区の向島近辺で撮影するものであれば、ひと・もの・風景、どんな些細なモチーフでもかまいません。連続写真で撮影ください。多くの参加者から提供された写真を素材に、アナログな動画メディアとして、巨大なホイール状のパラパラ写真を制作・発表いたします。また、いただいた写真データは、100年後まで保存できるよう手配する予定です。ごく当たり前の日常の風景も、100年後には、どれもきっと貴重なものに変わることでしょう。
パラパラ写真は、7月27(金)、28(土)、29日(日)に、すみだ生涯学習センター・ユートリヤ、8月25日(土)に、京島のキラキラ橘商店街・キラキラ会館、そして10月20日(土)から28日(日)にかけて、現代美術製作所で展示いたします。
なお、このプロジェクトへのお問い合わせ、お申し込みにつきましては、下記をご参照ください。もちろん、現代美術製作所に直接お問い合わせいただいてもけっこうです。ブログをご覧のみなさまのご参加を、心よりお待ち申し上げます。(曽我)