久しぶりの更新です。
今年もAAF(アサヒ・アート・フェスティバル)の季節がやってきました。今年のキャッチコピーは「アートツーリズムで行こう」。北から南から、全国25のプロジェクトが参加して、9月7日まで各地で様々なプロジェクトが開催されます。
詳しくは、フェスティバルのホームページでご確認下さい。
http://www.asahi-artfes.net/
先週の土曜日のオープニングでは、全国の参加団体が吾妻橋のアートスクエアに集合、それぞれにブースを出して、プロジェクトの告知をするとともに、地元の自慢の逸品を提供して味覚を競い合いました。来場者は事務局発表によると270名。外部からの来場者も多く、フェスティバルに対する社会的な注目度の高まりも感じさせます。
一方、当日朝に突然東北地方を襲った地震には驚かされました。幸い、今回の参加団体の方で直接被害に遭われた方はいないようですが、震源地に近いところの拠点では、オープニングを欠席された方もいらっしゃいました。形ばかりの挨拶のようで嫌ですが、被災地の方には心よりお見舞い申し上げます。
さて、写真は、今年のオープニングで行なわれた隠岐島前神楽の模様です。リズミカルな太鼓の音に合わせ、武士(もののふ)が鬼を退治する様子が、緊張感を持ってダイナミックに演じられます。単に地方の伝統文化の紹介というに留まらず、各地のプロジェクトがつつがなく進行し、大いに実りをあげるよう、前もって邪気を払うという意味でも、フェスティバルのオープニングにふさわしい催しであったと感じました。(曽我)