病院に連れて行けない!

明日は今年最後の日です。

今年は 「認知症なのだろうけれど 本人の拒否で病院に連れて行けない」という相談が多いと感じました。

地域包括が把握している場合と してない場合があるけれど していても繋げないと言う事例も複数あった。

他の病気では 辛うじて医療機関に繋がっているけれど 認知症の診断できる病院に連れ出せないという状況である。

本人が意識して通院するのが望ましいのだけれど…。
おそらく いろんな事が起きてしまって拗れてしまい不信感が生まれてしまっているのだろう。

若い世代もあったけれど 大概は70歳以上の高齢者の場合が多い。
それも 普通の生活がある程度できている方だった。

ひょっとしたら 相談してくる人はまだ良くて 何処に相談に行けば良いのか判らない人もいるのではないだろうかと感じる。

相談の窓口は 
多摩市内6ヶ所の地域包括支援センター。市役所の高齢福祉課。地域の民生委員。
桜ヶ丘記念病院 新天本病院 いこいの会でも可能です。

医療機関への相談は 初回の場合は 家族は症状のメモを準備する事も大切です。
本人のプライドを傷つけない工夫しましょう。

お仕事をお持ちでも 昼休み時間を利用し電話で相談してみると突破口が探せるかも知れません。
大きく拗れて 病が急激に進行してしまうこともあります。
また 案外 認知症ではなかったという事も有ります。

本人のために 介護者のためにも 早めに医療機関での受診をお勧めいたします。

ご自宅でお過ごしの方は 年末年始はデイがお休みと言う方も多いかと思います。
ご本人も介護者も 厳しい状況になるかと思います。
介護者の方は 気持ちの切り替えに工夫なさって この期間を乗り越えてください。

多摩市内には 同じような仲間が それぞれの場所で踏ん張っておいでです。

1月のいこいの会は 8日です。
聖蹟桜ヶ丘駅前にあるヴィータコミューネ7F ワークショップルームで13:30〜16:00ごろまで会を開いています。