昨日 日野市の百草ふくしの里を見学させて戴いた。
敷地には 特養・小規模多機能型居宅介護 ・デイサービス ・ クリニック・高齢者専用賃貸住宅が建てられていた。 
多摩市民は 特養・小規模多機能・は 利用できない。
が 高齢専用賃貸住宅とデイサービス・クリニックは 対象となるとのこと。

施設内を見学させて頂き 庭に足湯の設備があった。
曜日限定だけれど 地域交流の目的で 一般にも開放しているということ。
近所の方が お子様連れで足湯を楽しまれる事もあるそうだ。
地域密着型だからこそ出来る事なのだろう。

小規模多機能型の施設は 多摩市にはないのだが 欲しい施設の一つである。
地域に密着した小規模で家庭的な施設。

小規模多機能型とは…
要支援 要介護の高齢者の状態に応じた切れ目のない多様なサービスで 在宅生活が続けられるように支援してくれるのです。
なじみのスタッフが 日中の通い 泊まり 訪問の3つのサービスを 要支援 要介護の高齢者や家族の要望に応じて柔軟に提供してくれるサービスです。

老人保健施設や特養等でのショートより 柔軟に利用できることは 本人や介護家族にとって 強い味方となる。

以前から「誘致出来ないかなぁ」と市役所の方に話した事もあるのだが「業者さん次第なので…」と言われている。

先日 世田谷区の地域包括支援センターの方とお会いした時 世田谷は老健のベットを借り上げて複数でベットを使う(例えば 3人で 3ヶ月づつ ミドルステイして使う)システムを取り入れているとうかがった。

筆者も 数年前にそういうことが出来ないものかと考えたことがあった。
前向きに検討くださった施設もあったのだが 他に希望する人が見つからなくて 実現には至らなかった。

多摩市では 本人や介護者が困った時には 状況に応じて緊急体制がある。
でも 制度としてあるのと緊急用とは 意味合いが違ってしまうように思う。

見学させて戴いた施設は 出来たばかりだった。
施設内も ゆとりのある広さだった。
車椅子ごと個浴できる浴槽もあった。

施設内を案内し 説明くださった職員の方々は 小さなことや専門的な事にきちんと判りやすく答えてくださった。

玄関の脇には ビオトープがあり せせらぎの流れる音も聴こえ ハーブや小さな花が咲き乱れていました。

もし 多摩市にできるなら…。
駅近くだといいなぁ〜。
就労しながら介護する人は 仕事帰りに立ち寄ったりしやすい。
高齢者世帯で 免許証を返還後になると バスやタクシーを気軽に利用もできるし…。

できたらいいのになぁ〜♪