文化・芸術による福武地域振興財団の成果報告会

10/24金曜日13時から、福武地域振興財団の成果報告会があり、岡田が発表してきました。会場は、香川県高松市「かがわ国際会議場」です。
助成金を受けた全国31の団体と、香川県や近隣の行政関係者など合計100名ほどの参加がありました。
財団理事長の福武総一郎氏からは「金融資本主義はすでに崩壊をはじめている。人類はアートでもって革命を起こし社会を変えていく時にきている。」との心強いご挨拶の後、全参加団体のプレゼンテーションがありました。
わたしは、外浜まつりの概要とともに、そのねらいや現状について説明しました。特にアーティストの活動を3例スライドで紹介して、今後も恊働で考える場を作っていくことを訴えてきたつもりです。

選考委員の小林康夫さん(東京大学教授)が発表後の講評の中で、「地元が地域振興のためにアートを必要としているだけでなく、アーティストも自らの枠を超えるために地域を必要としていると発表から教えられた。そこにこの先に可能性を感じる。」とのコメントをいただきました。

終了後、懇親会があり多くの団体の方と知り合うことができました。
特に山陰地区でネットワークには、今後の可能性を感じます。
この場に私だけで、地元実行委員が参加できなかったことが悔やまれます。

翌日は、福武財団が関係している地域振興のシンボル的施設を視察しました。

一つ目は犬島。
ここは、銅の精錬所あと。いわゆる近代化産業遺産と言われているものの一つです。それをメインにしたアートプロジェクトです。(詳しくはネットで。)

ここは、すべてガイド付きの見学だということがいいです。

二つ目は直島。
ベネッセ直島アートサイトや、家プロジェクトなど。(こちらも詳しくはネットで)

これらの地域資源を生かしつつ振興が行われている事例は場所により事情は違いますが、ヒントが多いと感じました。