めくるめく紙芝居について

「めくるめく紙芝居(略称MEK)」は、障害のある人とない人が一緒に絵・ダンス・音楽を取り入れた紙芝居の舞台作品をつくるプロジェクトです。2006年9月に小暮宣雄(京都橘大学文化政策学科教授)、林加奈(音楽家、画家、紙芝居師)、井手上春香(子どもとアーティストの出会い代表)を中心とする実行委員会を発足し、同年10月から、障害のある参加者とプロのアーティスト、京都橘大学の学生が、京都市山科区でワークショップを重ねて作品をつくり、2007年4月に公演を行いました。また同時に、マネージメント・チームを組織し、障害を持つ方やそれを支える方々を交えて、アートマネージメントに関するグループワーキングを行い、障害のある人もない人も、より「障害」なく楽しめる舞台環境づくりや、広報のしかたなどを模索しています。

2007年度は、「めくるめく紙芝居2007」として、さらにメンバーの個性を生かした質の高い舞台作品の創作、参加者全員によるマネージメント運営を目指して、京都市山科区で活動しています。

【運営体制】
代表:小暮宣雄
紙芝居ディレクター:林加奈
マネージメント:井手上春香
スタッフ:飯田容子、小笠香澄、近藤柚子、櫛谷花子、坂井基紀、冨田春菜、中島由恵
、平井綾

参加アーティスト(2006年度):
林加奈(画家・音楽家・紙芝居師)
井上信太(現代美術家)
HANA★JOSS(ガムラン・ワヤンユニット)
中北裕子(パーカッショニスト)
山下残(ダンサー/振付家)

【活動実績】
2006年9月 発足
2006年10月 活動開始
2007年4月21日 『ハニャマのハミューダ島物語』公演
 会場:大善院 本堂(京都市中京区)
2007年4月22日 『ハニャマのハミューダ島物語』公演
 会場:山科別院 長福寺(京都市山科区)
2007年5月 「めくるめく紙芝居 マネージメント・チーム活動報告書」発行
2007年8月 2007年度活動開始

【ご支援頂いている方々】*順不同、敬称略
●2006年度 
共催:エイブル・アート・ジャパン、京都市山科青少年活動センター 
助成:財団法人倶進会
協賛:明治安田生命保険相互会社
協力:京都橘大学(小暮宣雄研究室、たちばなアーツマネジメント研究会)、子どもとアーティストの出会い、真宗大谷派(東本願寺)山科別院、真宗仏光寺派大善院、NPO法人わくわく、小鹿由加里(Underline)、太陽クラブ
後援:社会福祉法人京都市山科区社会福祉協議会

お世話になった方々:
(ヒアリング)
NPO法人BIG TREE、京都ライトハウス、新明塾山科教室工房ソラ、Dance&People、
財団法人たんぽぽの家、大阪府立金剛コロニー、Crezy Cats
(ワークショップ、公演)
FLAT−FIELD、吉村真也、本間知子、藤林昌奈、もりやままさみ

●2007年度
【共催】京都市山科青少年活動センター 
【助成】財団法人アサヒビール芸術文化財団、財団法人大阪コミュニティ財団、
 京都新聞社会福祉事業団、松下電器ハートフルメセナ基金
【特別協賛】アサヒビール株式会社
【協力】京都橘大学(小暮宣雄研究室、たちばなアーツマネジメント研究会)、
 子どもとアーティストの出会い、TOA株式会社、
真宗大谷派(東本願寺)山科別院、NPO法人わくわく
【後援】京都新聞社会福祉事業団、社会福祉法人京都市山科区社会福祉協議会