2009.6.28 Sun. 後の世代へ歴史を伝えていくということ

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 2009.6.28 Sun. @Waseda Houshien, Tokyo

 後の世代へ歴史を伝えていくということ
<「慰安婦」被害者からの聞き取りや講演を通して >

 http://www.matsushiro.org
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長野市にのこるアジア太平洋戦争の史跡「松代大本営」。

その象山地下壕入り口近くにて、1998年にオープンして以来、
松代大本営の歴史を伝えてきた「もうひとつの歴史館・松代」。

開館12年目を迎える今年の講演会では、
歴史を伝えていくということ、をテーマに
本歴史館の展示検討委員であり、ノンフィクション作家の川田文子さんをお迎えします。

1977年から「慰安婦」にされた被害女性からの聞き取りを続けてきた
川田文子さんは同時に、聞き取りした経験を本や講演会などで伝え続けています。
歴史館とはまた違う伝え方ですが、
今回は、川田さんの「伝える」という作業を続けている動機や、
感じたり考えたりしたことをお話いただきます。

日時:2009年6月28日(日) 15-17時
場所:東京・早稲田奉仕園101号
 (東京都新宿区西早稲田2-3-1 Tel: 03-3205-5411)
 http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
 地下鉄東西線「早稲田駅」2番or3B出口から徒歩5分
資料代:500円

おはなし:川田 文子(かわた ふみこ)さん
ノンフィクション作家。「赤瓦の家」、「『慰安婦』問題Q&A」、「戦争と性−近代公娼制度・慰安所制度をめぐって」、「イアンフとよばれた戦場の少女」などの著作とともに、在日の慰安婦裁判を支える会事務局員、日本の戦争責任資料センター共同代表などの活動にも参加。

○同日 13時から 早稲田奉仕園101号
「もうひとつの歴史館・松代」建設実行委員会 総会
現在、地下壕入り口近くで開館して12年目の歴史館を軸に
私たちの今後の活動方針について話し合います。

主催:「もうひとつの歴史館・松代」建設実行委員会
Email: info@matsushiro.org <千葉事務所> Tel:043-256-1356
http://www.matsushiro.org
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●松代大本営の歴史と出会う場●
もうひとつの歴史館・松代

「もうひとつの歴史館・松代」は、松代大本営の象山地下壕入口のすぐそばに1998年2月に開館しました。これまであまり語られてこなかった「もうひとつの歴史」を伝えようと、松代大本営工事のこと、工事にともない設けられた「慰安所」のことについて展示しています。小さな歴史館ですが、マツシロの歴史と出会い、知る場となればと思っています。ご希望の方には館内を簡単にご説明します。

もうひとつの歴史館・松代(長野市松代町象山地下壕入口そば)
長野市松代町西条字表組479-13 Tel/Fax:026-278-7746
長野事務局 Tel:090-3314-2717(閉館時/小林)
千葉事務局 Tel:043-256-1356(閉館時)
E-mail:info@ matsushiro.org
http://www.matsushiro.org
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松代大本営とは?
アジア・太平洋戦争末期、「国体護持」(天皇を頂点とする国家体制の維持)を目的として、現・長野市松代町の象山や舞鶴山を中心に、善光寺平一帯に分散して作られた地下軍事施設群のことである。この工事では、多くの朝鮮人及び地元住民が労働を強いられた。
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