もうひとつの歴史館・松代 新コーナー「証言と図絵で語る松代での工事」この夏オープン!

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 ●もうひとつの歴史館・松代●

 <地元研究者・原山茂夫さんによる展示>
 新コーナー「証言と図絵で語る松代での工事」
 この夏オープン!

オープン初日7月19日(日)は原山さんによる解説も
http://www.matsushiro.org
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長野市、松代大本営・象山地下壕入り口近くにて、
1998年にオープンして以来、
松代大本営の歴史を伝えてきた「もうひとつの歴史館・松代」。

開館12年目を迎える今年、新たな展示コーナーを開設します。

この新コーナー「証言と図絵で語る松代での工事」は、
本委員会が地元の歴史研究者である原山茂夫さんに制作を依頼、
これに原山さんが応え実現しました。

原山茂夫さんによる10回近くの訪韓調査や関係者の聞き取り、
長期にわたる文献研究を基に
松代大本営工事の朝鮮人労働と住民について、
そのポイントをまとめた、貴重な内容になる予定です。

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「証言と図絵で語る松代での工事 – 調査・制作 原山 茂夫」

開始期日:2009年7月19日(日)より
 オープニング記念として、初日7月19日(日)は無料開放。
 コーナー制作者である原山茂夫さんによる解説もあり。
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原山 茂夫さん
歴史研究者。「もうひとつの歴史館・松代」建設実行委員会顧問。
1991年に松代大本営朝鮮人犠牲者追悼平和記念碑の建立を提起し、現在は追悼碑を守る会事務局長。長年、松代大本営の歴史を調査し、伝えることに力を注いでおり、地下壕案内を行うガイドクラブを主宰。著書に『新手さぐり松代大本営—計画から差別の根源まで』、共著に『解説と資料 松代大本営』(松代大本営資料研究会編)、『ぼくらの町にも戦争があった』(長野県歴教協編)など。

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松代大本営の歴史と出会う場
「もうひとつの歴史館・松代」

「もうひとつの歴史館・松代」は、松代大本営の象山地下壕入口のすぐそばに1998年2月に開館しました。これまであまり語られてこなかった「もうひとつの歴史」を伝えようと、松代大本営工事のこと、工事にともない設けられた「慰安所」のことについて展示しています。小さな歴史館ですが、マツシロの歴史と出会い、知る場となればと思っています。ご希望の方には館内を簡単にご説明します。

もうひとつの歴史館・松代(長野市松代町象山地下壕入口そば)
長野市松代町西条字表組479-13 Tel/Fax:026-278-7746

開館期間:2009年は11月23日(月・祝)まで(火曜休館)
開館時間:午前10時から午後4時
入場料:200円(15名様以上160円/障がいのある方無料)
高校生・大学生150円 中学生以下無料
交通:JR長野駅より川中島バス・バス停「松代八十二銀行前」下車(約40分)、バス停から徒歩15分。(バスは1時間に2本程度あります。)
駐車場:駐車スペースが狭いため、大型車は駐車できません。大型車でお越しの方は、市営象山東駐車場をご利用ください。
長野事務局 Tel:090-3314-2717(閉館時/小林)
千葉事務局 Tel:043-256-1356(閉館時)
E-mail:info@matsushiro.org http://www.matsushiro.org
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松代大本営とは?
アジア・太平洋戦争末期、「国体護持」(天皇を頂点とする国家体制の維持)を目的として、現・長野市松代町の象山や舞鶴山を中心に、善光寺平一帯に分散して作られた地下軍事施設群のことである。この工事では、多くの朝鮮人及び地元住民が労働を強いられた。
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