こちらは大リハーサル室。
舞台サブチーフ中村さん(左)と舞台担当田中さん(右)が
リノリウムを運んでいます。→
そして、それを見つめる室長(右端:たまたま施設内を見学中)。
リノリウムは滑りにくく、バレエやダンスの時などに
舞台に敷く素材です。
定位置にセットしたら、リノリウムを蹴って転がしていきます。→
リノリウムを買ったら、まず、舞台のサイズに合わせて裁断して
おくのだそうです。
この日は1ロール20メートルのものを14.5メートルで裁断。
大ホールに敷き詰めるためにはこれが
15〜16本(縦に敷くか横に敷くかで違う)必要なのだそうです。
全部広がったら、たるみが出ないよう、しっかり平にならして、
長さを測り、裁断します。→
(奥で押さえているのは舞台スタッフ根本さん)
それでも、舞台に敷くと照明の熱などで伸びてしまうため、
実際に敷く時には思いっきり引っ張って釘を打つのだそうです。
こうして丁寧に準備されたリノリウムが素敵なバレリーナの足元を
支えているんですね!