【リレー日誌 No.09】芝居を楽しむ♪ということ

いわきアリオスの演劇ワークショップ、
いわきでつくるシェイクスピア『間違いの喜劇』。
舞台出演クラス受講生が、
リレー形式でワークショップの様子をレポートします!

今回は、浪江町から参加のあややさんです!

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*日時
2月23日(土)14:00〜18:00

*本日のメニュー
・ストレッチ
・発声(寝て腹式呼吸、立って向かい合いハミング→アー)
・ゲーム(ジャンピング ハッ! クラップ、
目をつぶって握手リレー、目をつぶってカウント)
・立って本読み(間宮さんが配役を決め、指名された方が
その役を演じる形。第一幕第一場〜第三幕第二場まで)

皆さん、こんにちは☆
浪江に咲く一輪のひな菊、おかっぱ眼鏡がトレードマークの
あややと申します。

最近は紙芝居の活動を主にしていますが、本来、
戯曲家兼演出家志望の私。
ちなみに、遠い将来の夢は、駄菓子屋のおばあちゃんに
なることです。どうぞヨロシク!

さて、本題のレポートに参りましょう。
このワークショップでは、毎回発声の後に何種類かのゲームを
やっているのですが、近頃は楽しい中にも張りつめた緊張感が
漂い始め、みんなの集中力も高まってきているように思います。
同時に、台本読みもそろそろ本格的になってきて、迫真に迫る
みんなのセリフを聴いていると、思わず吹き出してしまうことも
しばしばです(喜劇ですから)。
この練習風景を参加者以外にも見せたいと思ってしまうのは私だけ?

そんな感じで、和やかに練習はすすんでいきますが、たまに
演出の間宮さんからカツが飛びます。

この日、間宮さんが仰った言葉で私にとって印象的だったものは、
「演出家は演技を教えてくれる人ではなく、チョイスを迫る人なんだ」
という言葉。
続けて、『何も無いところからは何も生まれない』というリア王のセリフを
私たちに投げかけて、各々の自主性を求められました。
耳が痛いですね。
でも、せっかくのこのチャンス、私ももっと芝居を楽しもうっと!

この日のワークショップ後には、アリオス2階の
“カンティーネ”(部屋の名称)において、ワークショップ始まって以来
初の交流会(お茶会)が催されました。
ジュースとお菓子で談笑する10代〜60代の仲間達。
表現する上では世代なんて関係なく、切磋琢磨して、
お互いから何か学び取ればいいんですよね。

演劇を観るのは楽しい。
演じるのはもっと楽しい!
本番まで色々あると思いますが、このメンバー全員で
最後までいきたいなぁ!

(あやや)
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次はいつも真剣勝負!
みんなのアイドル にった まことさん!