【炎の練習08】伝えたい!第九の魅力。

いわき市民第九の会合唱団団員の皆さんによるリレーコラム。
今回は、「テノールのトトロ」さんです♪

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練習日:3月16日13:00〜17:00

執筆者:テノールのトトロ(テノール)

○練習内容
13:00〜16:30
女声・男声に分かれて富澤先生、酒井先生によるパート練習
16:30〜17:30
大ホールにて全体練習

○今日のポイント
言葉を正確に伝えられるように母音・子音を
しっかり確認して歌いましょう。
特に、Wではじまる言葉、Tで終わる言葉は
タイミングと発音をそろえることが大切です。
「やりすぎ」と思うくらいやらないと伝わらなくなってしまいます。
顔や身体でもっと表現しましょう。
言葉に合わせて、顔を作る。
「3cm前へ」を意識して。

本日は、贅沢?にもお二人の先生にご指導いただきました。
男声のパート練習では、まず酒井先生が、第九を歌う際の
細かな注意点をたっぷりお話いただき、後半は富澤先生に、
和音構成の仕組みを中心にご指導いただきました。
パートごとの練習では、響きにも慣れてきて、非常に密度の高い
練習ができたと感じます。
本番まで1ヶ月あまりとなり、いよいよという緊張感が出てきました。

○私と第九
第九は4年前、平市民会館で歌いました。
中学生で初めて第九のCDを買って、はじめは…
「長い曲だなぁ」
という感想でしたが、社会人になり、歌うチャンスに恵まれ、
ステージに乗りました。
その時は、もう無我夢中という感じでした。
その後、様々な第九の演奏を聴き、この曲の魅力(魔力)に
引き込まれていきました。

イベントでよく演奏される曲であり、お祭りのための曲という印象が
あるとも同僚から言われましたが、古今様々な演奏家が奏で続けて
きた名曲であり、今回の指導を受けて、ただ大きな声で歌えば
よいものではなく、ただ喜びを表現すればよいのではない、という
ことも改めて心に刻みました。

今回、世界のコバケン、N響と共演できるということで、
非常に感激しています。
チケットも完売ということで、当日は、あの会場いっぱいの
観客の皆さんに感動を伝えたいです。
いよいよあと1ヶ月、「練習でなく演奏」を心がけ、1回1回を大切に
“演奏”していきましょう。