稽古見学(5/1木)

5月に入り、本番まで1ヶ月を切った
いわきでつくるシェイクスピア『間違いの喜劇』。
現在は立ち稽古。

登場人物は、海難事故で生き別れになった
双子の兄弟アンティフォラスと、その2人にそれぞれに
使えている双子の召使いドローミオ。
この2組のアンティフォラス+ドローミオが
次々に現れては騒動を巻き起こす・・・というお話。
今日は、その大騒動の真っ只中!というシーンのお稽古でした。

もう、何がややこしいって、双子が2人とも同じ名前なんです。
そして、お互いにお互いの存在を知らないから
自分たちでも、何故周囲の人が親切だったり、怒り出したり
しているのかさっぱりわからないという、そのすれ違いが
おかしいんです。

稽古の最後には「衣装パレード」なるものの注意が
言い渡されていました。
なんだかすごく楽しそうですが、いわゆる「衣装合わせ」
のことだそうです。
出演者が自分で考えた衣装を間宮さんに見てもらって、
バランスや組み合わせをチェックするとのこと。
主要な役だけでなく、ガヤ(その他大勢)で出る時の衣装も
持って来るようにと言われていました。
衣装選びも役づくりのうちなんですね。