高校生ってすごい!!

今日の、大ホール、小劇場、音楽小ホールをご利用
いただいたのは、なんと、全て高校生の皆さんでした。
夏休み中も、それぞれの活動に、熱心に打ち込む姿は
本当にステキです。

その中で、小劇場で行なわれていた、
いわき総合高等学校 総合学科第5期生 卒業公演
「あらわれる、飛んでみる、いなくなる。」
を、ちょっとのぞいてきました。

平田オリザさんの劇団、青年団から派生した
五反田団という劇団で演出をされている
前田司郎さんを講師に迎え、この卒業公演のために
制作されたお芝居です。

舞台は、いつかの勿来。
テーマは、ずばりエコ。
高校野球で地区予選の応援を考えている女子高生たちが、
人気のPaboや、話題のPerfumeや、野球部のシカノくんや、
謎の生命体「マソン」をとおして、地球環境の危機を訴えています。

ご覧になっていない方には、さっぱりわからないと
思いますが、これが本当にびっくりするくらい
面白いお芝居でした。

力まず、かざらない演技と、いわき弁を含め、
彼女たちから飛び出す、普段使いの言葉が
なんともユーモラス。
応援を考えながらおしゃべりしている様子は、
まるで、放課後の教室をのぞいているよう。

お休みだったスタッフも何名か観に来ていましたが
「おもしろかったねー!」
と、事務室ではしばらくその話でもちきりでした。

プロの指導や先生方の熱意もさることながら、
あれだけの舞台をみせてくれる高校生の力って
ほんとにすごいっ!
と、心から思ったアリオススタッフなのでありました。