今日の、大ホール、小劇場、音楽小ホールをご利用
いただいたのは、なんと、全て高校生の皆さんでした。
夏休み中も、それぞれの活動に、熱心に打ち込む姿は
本当にステキです。
その中で、小劇場で行なわれていた、
いわき総合高等学校 総合学科第5期生 卒業公演
「あらわれる、飛んでみる、いなくなる。」
を、ちょっとのぞいてきました。
平田オリザさんの劇団、青年団から派生した
五反田団という劇団で演出をされている
前田司郎さんを講師に迎え、この卒業公演のために
制作されたお芝居です。
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舞台は、いつかの勿来。
テーマは、ずばりエコ。
高校野球で地区予選の応援を考えている女子高生たちが、
人気のPaboや、話題のPerfumeや、野球部のシカノくんや、
謎の生命体「マソン」をとおして、地球環境の危機を訴えています。
![](/img/uz456/FI1925025_2E.jpg)
ご覧になっていない方には、さっぱりわからないと
思いますが、これが本当にびっくりするくらい
面白いお芝居でした。
力まず、かざらない演技と、いわき弁を含め、
彼女たちから飛び出す、普段使いの言葉が
なんともユーモラス。
応援を考えながらおしゃべりしている様子は、
まるで、放課後の教室をのぞいているよう。
お休みだったスタッフも何名か観に来ていましたが
「おもしろかったねー!」
と、事務室ではしばらくその話でもちきりでした。
プロの指導や先生方の熱意もさることながら、
あれだけの舞台をみせてくれる高校生の力って
ほんとにすごいっ!
と、心から思ったアリオススタッフなのでありました。
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