2月23日(月)18:30〜21:30
執筆者:斎藤芳(客演)
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・立ち稽古(1幕1場から)
今回、2度目の出演をさせていただきます、
斎藤芳です。
前回、「間違いの喜劇」で、
アンティフォラス兄の役をやらせていただきました。
「リア王」ではエドマンド役をやらせていただく予定です。
エドマンドは自分の出生へのコンプレックスもあり、
誰も信じず、女はもちろん、兄や父でさえ巧みに陥れ、
権力を手に入れようとする、いわゆる典型的な悪役です。
シェイクスピア作品には、他の戯曲同様、
様々な悪人が登場します。
しかし、シェイクスピアの大きな特徴、魅力として、
彼らには彼らなりの確固たる信念、正義をもって生きている
ということが挙げられます。
考えてみれば、身近にある家族や地域のいさかい、
果ては国と国との戦争も、
それぞれの正義のすれ違いなのかなぁ
と考えさせられます。
そんな角度から「リア王」をご覧いただくのも、
また違った楽しみ方をしていただけるかもしれません!
次は星さん!