文部科学省H19事業『子どもの生活リズム向上のための調査研究』について

文部科学省の『子どもの生活リズム向上のための調査研究』の概要です。

【事業の趣旨】

子どもの望ましい基本生活習慣を育成するため活動に取り組む団体を指定し、
(1)実践地域における事例の効果の検証や分析等
 (=『先進地域の調査研究』)や、
(2)脳科学等の知見を踏まえた乳幼児期における
 愛着形成の観点から、乳幼児を中心とした実践活
 動を伴う調査を行い、効果の検証や分析等
 (=『乳幼児期の調査研究』)

を行なったうえで、その成果を全国に普及する。

【事業の内容】『乳幼児期の調査研究』

子どもの生活リズムを向上させるため、
乳幼児期における愛着形成や生活リズムの向上に向けた
各地域の創意工夫を活かした独自のプログラムを考案し、
一定期間(数ヶ月程度)家庭内や幼稚園・保育園等で実施し、
実施前後の改善状況や効果的な手法や成功事例等をとりまとめる事業

私たちはこの事業の『乳幼児期の調査研究』の
モデル地域のひとつとして採択されたのです。

うーん、数ヶ月程度で改善状況や効果的な手法や成功事例等を
とりまとめるのですが・・・難しいですが、頑張ります。

ただ子どもの生活リズム向上の改善状況を単純に解釈すると、
今まで夜更かしをして、朝、起きられず、朝ごはんを食べることができなかった子どもが
この事業によって、どのくらい「早ね 早おき、朝ごはん」ができるようになったか
と言うことなんですが、
それを強調してしまうと愛着形成という名の不適切な養育になってしまう恐れがあるので、
気をつけようと思います。