先日うかがった、父と子の愛着形成の実践事例のヒアリング第一弾、パパ’S絵本プロジェクトと、ファザリング・ジャパン(FJ)の活動について、代表の安藤さんに委員の皆さんと伺った内容を一部ご紹介します。
(%エンピツ%)(%エンピツ%)(%エンピツ%)(%エンピツ%)(%エンピツ%)(%エンピツ%)
●『良い父親ではなく、育児を楽しむ父親を増やす』ために
・ 多様な父親のモデルを見せること。
#実際は、自分自身の父親がモデルになっている人が多いのでは。現代の、多様な働き方、ライフスタイルに
応じた多様なモデルをみせることが大切。
・ 子育て自体が難しいと思い込んでしまう父親へのメッセージを。
#父親向けの子育て情報を集約して、提供。『FJパパインタビュー』としてコンテンツ化している。
●『あなたがFJでやりたいことを表明してください』
FJに関わること=情報等を受けるばかりでない。父親として、自身がやりたいことをつかんでもらう。
●子供の誕生を機に『お父さんのOSを入れ替える』
子供と触れ合う、だけでは変わらない。父親自身の仕事の考え方、地域社会とのかかわりなど、ミッションをもたないと変わらない。そうでないと『子育ての関わり方=参加』の域をでない。
● 『父親が変われば家庭が変わる、地域が変わる、企業が変わる』
OSの入れ替え等によって父親自身が変わることが、子どもとの関係、夫婦の関係を変える。そして、子育てに関わる取組に積極的にコミットしていくことで、地域とのかかわりにつながり、父親同士のコミュニケーションの機会、ネットワークづくりにもつながる。そして、属する企業が変わっていくことを目指している。