【FASID】NGO対象PCM手法研修参加型計画立案コース

国際協力NGOにとって、参加型のプロジェクト形成は重要な課題のひとつです。
PCM手法研修(参加型計画コース)では、JICAや国際協力NGOで実用されているプロジェクト計画・管理の手法であるPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法について学びます。

PCM手法とは、開発援助プロジェクトの計画・実施・評価という一連のサイクルを、「プロジェクト・デザイン・マトリックス(PDM)」と呼ばれるプロジェクト概要表を用いて運営管理する方法です。

本コースでは、様々な関係者の参加を得ながら、合意形成の中で地域のニーズに即したプロジェクトをつくっていく計画・立案手法について、講義とワークショップ形式の演習と、PDMの講評を通して学びます。
本コースは、特にNGOのためのカリキュラムとして次の2つのPartで構成され、Part1とPart2の間で参加者には各団体にて手法の活用を実践していただきます。

PCM手法を活用することにより、受益者のニーズに沿ったプロジェクトの計画立案ができるようになります。また、一度組織に戻ってPDMを作成することで、研修内容を組織内で広く共有しPCM手法を実践しやすくします。なお、研修最終日に実施される認定試験に合格すると、モニタリング・評価コースに応募する資格を取得できます。

【研修期間】 3.5日間 
Part 1:平成23年1月28日(金)〜30日(日) 各日9:30〜17:30
Part 2:平成23年2月 6日(日) 13:00〜18:00

【研修場所】 当財団研修室 
 (最寄り駅:地下鉄青山一丁目駅または赤坂見附駅)

【応募要件】
現在NGOで働いている方(本部スタッフ、現地事務所スタッフ、インターン、
ボランティア)かつ、8割以上の出席が可能な方。

【募集人数】 
9名程度
なお、今回募集する方の他、NGOコースを受講している方々(11名)も一緒に受講します。

【受講料】 6,000円

【研修スケジュール予定】 
Part 1:講義・演習を通して、PCM参加型計画立案(PP)手法の基礎を学びます。
 1月28日(金) 開講・講師紹介、関係者分析(講義・演習)
 1月29日(土) 問題分析(講義・演習)、目的分析(講義・演習)
 1月30日(日) プロジェクトの選択(講義・演習)、PDMの作成(講義・演習)
 ↓
参加者が所属する団体で他のスタッフと一緒に、PCM手法を活用し、PDMを作成します。
 ↓
Part 2:各参加者は、プロジェクト資料とPDMを持ち寄り発表し、講師と参加者間で講評をします。
 2月 6日(日) 各自のPDMの発表・講評

【募集締切】 平成23年1月17日(月) (当財団必着)

【申し込み方法】
ホームページより応募用紙(Word文書)をダウンロードし、必要事項をご記入の上、電子メールにてご応募ください。
http://www.fasid.or.jp/blog/archives/boshu/2010/12/ngopcm.html

申し込み受付後、当財団から応募確認のメールを折り返し送信いたします。
3日以内(土日祝を除く)に確認メールが届かない場合は、下記担当者までお問い合わせください。締切り後1週間以内にメールと郵送にて受講の可否についてお知らせします。
*なお、本研修は、外務省委託によりわが国の開発援助人材の育成を目的として行われるものです。

【お問合せ】 事業部 蓜島(はいしま)、朝長(ともなが)
 E-Mail: pcm-admin@fasid.or.jp
 TEL : 03-6804-3503

【参考】 NGOコース本体のご案内は以下URLからご参照下さい。
 http://kaihatsuenjyokenshu.fasid.or.jp/ngo.html