「コミュニケーション・楽楽講座」の報告

当法人で初めての企画主催となる「コミュニケーション楽楽講座」を、
総勢7名で開催致しました。

今回の講座の主旨は、
コミュニケーションをとるのが苦手な方に、
いかに楽しく人付き合いを楽にしようといくことで、
「楽楽」と名づけました。

人付き合いの難しさは、
自分の伝えたいこととがうまく伝えられなかったり、
相手のことを気にしすぎて話せなかったりと、
色々な心情により湧き起こるものです。

それを、自分の性格傾向を知り
ワークを通じて実生活でも生かせるように
プログラムを組みました。

しかし、決まりきった流れの中でも
要望があれば応えてしまうのが、当法人のやり方。

参加されたうちの一人が、
家族関係について話をなさり、
そのワークは実践ワークでも「エンプティ・チェア」で再現し、
気持ちを吐露するほうがよいのではないかという、
ファシリテーターの判断で、急遽エンプティ・チェアに。

その方が初めて取り組むエンプティ・チェアは、
終わってみるとその方だけでなく、見守る周囲にも
何か心に訴えるものがあり、
最後には「実生活で生かす」意味合いの大きな部分を、
習得したと感想を述べられていました。

その感想から、
我々の来年度は
こういった自分の気持ちを話せる場づくりの企画を
やっていきたいなと、思いました。