CSN主催講座「エンプティ・チェア」

今年最後を締めくくるイベントとして、
「ゲシュタルト体験ワーク・エンプティチェア」を開催しました。

今回の参加資格として、
これまで当法人で交流分析講座の受講経験のある方々を対象としており、
外部には大きく発信していない講座でした。

参加者は定員10名のところを9名が集まり、
各出張講座やCSNの講座で交流分析を学ばれたなど様々なメンバーが集い、
この場で初対面するといったシーンが多く、
また新たな出会いがあったなと、しみじみ感じました。

内容は3時間プログラムで、
できるだけエンプティ・チェア初体験の方々にワークを実践して
いただきました。

とはいえ、初めての方もどうすればよいかわからないので、
経験者の中からサンプリングを含めたワークから開始。

当事者はこれまで何回重ねたワークでも、
その場の感情、その場のグループ構成、その場の雰囲気といった、
「今、ここで」の自分で、過去に言えなかった、できなかったことを
「空の椅子」に語りかけるので、いくらサンプリングとはいえ、
やはりその場の気持ちが噴出してきます。

また、ワークはファシリテーターとワーク当事者だけでなく、
周りからのサポートもあってのグループなので、
やはり「その場」といったものが意識されます。

それから2ケース、主に職場での体験がエンプティ・チェアによって
気持ちを表現してもらいました。
空の椅子が相手でもやはり言えないこともあったり、
空の椅子側に座り、伝えたかった相手の立場で自分に返し、
新たな気持ちに気づいたりと、
3時間の中で非常に濃い内容ができました。

振り返りの声では・・・

※新たな対人関係が気づけそうだ。
※不快な感情がこんなにも隠れていたことがわかった。
※相手がいないのを知ってても、罵倒できない自分に気づいた等々

ワークを重ねていくうちに、
自分のパターンや課題に直面することもありますが、
これこそ自己受容への道のりだと思っています。

参加者の皆さん、ありがとうございました。