夕方6時30分より、浅野温子さんの日本神話の語り舞台を
見に行きました。
今年はまだ、9月と言うのに冷え冷えとしていた。
語り部は神社会館と思っていたが神社前の舞台での講演であった。
神殿前の舞台で、神秘的で浅野さんの迫力ある語りが
心打たれた。
私は、何時も舞台を見る時は全体を見るのではなく
自分が一番気になる所の一点を見つめる癖がある。
来月の狂言の舞台を控え声の出し方を見た。
遠くまで聞こえるように声の出し方を見つめた。
おそらく遠くまで聞こえるような発声の仕方は母音の口の開け方が
関係するのではと思っていたが、浅野さんも「しっかりと口を動かして
声を出していた」
口を大きくあけて声を出すと、自然とゆっくりの口調になる。
以前の私は、口を開けないでセリフを言うのが精いっぱいであった。
しかし、セリフも覚え後は、感情を出してセリフを言うには、
聞いた方が何を言っているのか解るようなセリフを言わないと相手に
通じないと思った。
狂言もしかり、本を読むようなしゃべりだと感情が伝わらない。
それと、足の運び、全てがきれいに見えるような動きを
気にしながら演じるとたとえセリフをとちっても
許してもらえるかな・・・・・・・
好奇心がその人の意識を向上するかなって思う。