今日で緊張の糸が解れやっとやれやれ、
自分に「お疲れ様」と褒めてあげたい。(%笑う女%)

と言うのは、狂言の初舞台がやっと終わりました。

いつものほほーんとしている私が、いろんな事にピリピリしている
自分がいてたのです。

甲南大学の能楽堂での最後の練習に午後から仕事を休んで
「よっしゃガンバルゾー」との気持ちで臨んだのにその頑張りが
いとも簡単に崩れてしまった。

やっとの思いで能楽堂を探して着くと、間髪もなく、先生と目があったのが
運が逃げてしまった。

練習所にやっと辿り着き、ホットし、緩和状態の時に「次は柑子、行きましょか」
「え!!!」もう頭が真っ白になってしまった。

太郎冠者は堂々と演じるのに、舞台に立っても最初の名乗り言葉が出ない、
どうしよう・・・・・・・・、先生が助け舟を出して頂いてもセリフがでてこない、
もうどうすることも出来ない自分に腹が立ってきた。

初舞台の前日、何かと落ち着かない、不甲斐ない自分に腹が立つ。
仕事でもスタッフに当りぱなっし、何も知らないスタッフは被害を受けて
かわいそう。解っていても何かにつけ文句を言っている。
ごめんなさいとあとから誤る私でした。

娘が帰って来てくれた。私の緊張を解きほぐしてくれたので
やあっと床に就くことができた。

朝いつもより早く目が覚めて、近くに住む利用者のデイに行く準備の手伝いを済ませ
会場に向かった。

出番は3番目、狂言の衣裳を着つけて頂き出番を待つばかり、
でも、台本は手放さないで絶えず眼を通す。
衣装は長袴で、歩く練習をしたりで落ち着かない、
いよいよ本番、もうどうにでもなれって気持ち、

以前、先生が目線は天井の角隅を見なさいと教えて頂いたのに
客席を見下ろすていたのがド坪にはまってしまった。

娘がカメラを構えている、最初は何とか苦労して覚えたセリフが出たが
終盤に近づくと緊張から緩和になってしまって、セリフを間違えたりで
大変だった。

止まると、先生がセリフを言ってくれてことなく終えた。
やれやれ、終わった。

長い一日が終わった。