この27日は、芸文で狂言の会が開かれた。
私は、まだ二回目の舞台なのに、日本でも有数の立派な
ホールに立たせて頂いた事はこの上ない幸せでした。
プロのミュージシャンも立てないのに、ずぶの素人が晴れの大舞台
で、演じる事は言葉に言い表せないくらい幸せです。
おかげで、凄いプレッシャーに押しつぶされそうになり
日ごろ低い血圧が急に高くなり、ふらふらになりました。
「ストレスってすごいね」気楽そうにはたから見えるそうだけど
内心はすごい神経質なんですよ・・・・・・・・
最高の出来を期待するから体中に力が入りすぎて、血圧が
「これは大変って、一生懸命心臓が動いたのかしら」
でも、プレッシャーに凄い弱いって分かって頂けたかしら。
当日は、「楽しかったよ、リハーサルでは、大コケをしたのが功を
なしたのか、本番はセリフの忘れも無く。つつがなく終わりを
迎えたはずなのに、最後の「このおお着者、誰とらえてくれい」
「やるまいぞ、やるまいぞ」って言いながら幕の中に入って行くのが
頭の中で、「もう終わりや」ってほとしたのがだめだった。
頭が真っ白になり、動くことも、出来ない。
「ただ、言葉を発しないと動けない、あれやこれやと考え、やっと
言葉が思い出した。」
「やる毎度、やる毎度、言いながら幕に入るのが
出来た」やれやれ、客席で笑い声、狂言やから笑いをとれたって
胸をなでおろした一幕でした。
解説、おさけの席に呼ばれた、主と太郎冠者はお土産にもらった
みかんを、主に渡さないで、全部一人で食べてしまった
言い訳をする、おこった主が怒ったら許させられいと逃げて行くのを
追っかける。と言った演題でした。