2月23,24日は初めて、神戸新聞社の取材をうけました。

取材の申し込みがあり、二つ返事でOKを出した。

介護保険制度が始まって10年がたち
介護保険が今どのような現状を取材しの事です。

「くつろぎの家らく」での現状を話ました。
らくも今年で7年目を迎え、こんな厳しい仕事を続けていくつらさ、
昨年の介護保険の見直しでかなり厳しい現実、
今日の新聞に介護従事者の給料が平均8900円の増の記事を読んだ。

引き上げにつながらないケースのあったとも書かれている。
らくは引き上げにつながらないケースである。
らくも申請をしようと思った。
それには条件が書かれていた。雇用保険、労災保険、雇用契約書のある
事業所が対象となっている。
らくは、セカンドライフと言える、第一線を退いた者が働いて
頂いているので、保険料は納めていない。
これって、おかしいんじゃないですか、
高い保険金を納めている事業所が対象って、
考えたら、各事業所が毎月納めている保険料が戻ってくるのでは
ないのでしょうか。

日本の介護保険制度、ドイツの介護保険をまねしたに過ぎない。
韓国が高齢化社会に突入をしようとし、日本の介護保険制度をかなり参考に
しようとしているが、日本のよい所だけを取り入れようとしているそうだ。

日本とまったく文化のちがうヨーロッパの文化を参考にして
日本が満足するのか、誰もがわかる事なのに
どうして、まったく子育て、介護を経験していない者が作った制度が・・・・
うまく日本の文化に順応していくか解らないのかしら

事業所はかなりの苦戦をしながら、日々葛藤している。
事業所経営の苦戦より、実際に介護保険制度を利用している
介護者はもっと苦労していることがわかった。

毎月年金から引き落とされる介護保険料が毎年引き上げられている
事実、私はまだ介護保険料が年金から引き落とされていないので
ピンとこなかった。
事業所の経営が大変だと言う事しか解らなかった。
今の日本は本当にこのままでいいのだろうか、
生き残って行けるのだろうか、
日本沈没にならないだろうか、なんでも反対反対・・・・・

何十年前から高齢者社会になる事が統計で、解っていたはずなのに
どうして早く対策を取らなかったの・・・・・・

スエーデンは福祉税が高齢化を迎える前から着実にストックをしていたようだ・・・
何かが迫ってきたら慌てふためくなんて日本のお役人さん
もっと現実を素早く受け止めてください。

これから少子化になっていくのに誰が、高齢者を支えて行くのですか・・・・

今の若者の将来はどうなるんでしょう、
新聞記者さんに、「あなたが今の高齢者のように体の自由が奪われた時
どうなるか考えた事がありますかって・・・」言葉がなかった。
介護保険が始まった時、「こんな介護保険制度は、自然消滅してしまいますよ」って
言った人もいました。

どうなるんでしょうね、10年を迎えた介護保険、苦難の道が、茨の道が
延々と続くんでしょうね。

日本中のみんなの顔が笑顔になるような平和な日本が早く
来て欲しい、切に願います。