今年になって、思いもがけない不祥事が多かったが、
捨てたものでは無いという出来事がありました。

六年前、学童保育終了後の預かりをかれこれ10年近くしているが
つい2週間前に以前利用していた男の子が、「おばちゃん」って尋ねて
来てくれた。

保育所から仲良しの男の子二人は、凄く仲良しでいつも二人で
「ただいま」って楽に帰って来る。

ほんとによくできた子供でお母さんが迎え来るまで育成センターで
宿題が終わらなかったら、学校の宿題を済ませ、さらにくもんの宿題を
しっかりしてから遊ぶ子供だった。

時には羽目を外して遊び呆けて喧嘩をしだしたこともあった。
その時私は、大声を出して思い切りおこったこともありました。
まだ1年生で親にも怒られた事がなかったのでしょう、泣き出して
「おばちゃん、嫌いやー」って泣き出したときには、さすがに
私はショックだった。
でも次の日来てくれた日に「おばちゃんごめんなさい」って
照れくさそうに言ってくれた時は涙が出るくらいうれしかった。

最近のお母さんは、めったに子供を怒ったりしないって
よその親から聞いたときは、昔の子育てとは違ってると感じました。

でもその子の母親は、私がいくらだめでしょうって言っても聞かないので
怒ってくれて少しは、私の言うことを「少しは聞いてくれるように
なりました」って感謝された。

私の子育ては、白黒はっきりつける子育てをしてきた。
まあええか!「って妥協をしてしまうと、子供もこのくらいの
わがままは許してもらえると感じ、だんだんエスカレートをしてしまい
気が付くと取り返しのつかない状態まで陥ってしまう。

怒るのはかなりのエネルギーがいります、なんでそれをしたらダメか
説明するより、納得させないとまた同じ事をしてしまう。

私はかなりスパルタの子育てをしてきた。
でも、いくらスパルタで子育てをしても、本来持っている
質は変えることはできないって感じた。

子育てって親も一緒に成長をしていかないと、親に反発を
繰り返すものです。

でも、とても素敵な子供さんに育て上げられました。
一生懸命ご両親は仕事をし、その姿を子供が見、
子供も親の期待に添うように、一生懸命勉強をして
希望の中学に入学できた。バンバンダイですね。
これから、挫折しないしないように、希望の大学に進み、
そして、将来の夢にまい進していってほしいと、
陰ながら応援していきたいと思います。