昨夜は、税理士さんを交えての話し合いをしました。
らくはつい最近までは、利用者さんは新規で入って
来ないし、開店休業状態でした。
でも、今は定員になり嬉しい悲鳴をあげるようになりました。
定員と言っても、わずか4名で、水と土曜以外の曜日が詰まりました。
少人数で、中身の濃い介護を目指しているからです。
「こん経営で事業所として成り立つの」と心配されると
思います。
でも、これで良いのです。私もNさんも福祉事業で
金儲はしたくないのです。
いつか私達が行く道なのに、あくどい商売をしていたら
その道にたどり着いたときに自分がしてきた
事を、されるかもしれないでしょう。
だから、らくは、精一杯のサービスを提供したいのです。
らくのスタッフは皆同じ想いで利用者さんに対応
をしています。
その事を税理士の先生と話をしたら、先生も同じ
考えをもっておられました。
先生は、介護保険に頼るのではなく
自立した生活を保たせていく努力も必要だし、
年金に頼らない生活をする為には、
「老後に向けての蓄えも必要ですよ」って言われました。
でも、日本という国は、お粗末過ぎると思いませんか?
高齢者が増えてきてから、あたふたして、介護保険という
得体の知れないものを導入して
これで、「老後は安心して過ごせますよ」がうたい文句で、出来た
お粗末な介護保険制度。
もう、介護の予算のパンク寸前なのに何処が、
安心して、老後が迎えられるのかしら。
火事場を見つけて、慌てて水をかけて
鎮火さしているようなものじゃないのと違いますか?
戦後、経済が安定して来たら、生活も安定してくるし、
戦時中の、貧しい食生活も良くなり、長生きになる、
そうすると、年寄りが増える。
そんなの誰が考えても解る事を、後回しにしてきた
日本も政治も悪い、思いませんか、
小説で、「日本沈没」を書かれた小松左京さんが
脳裏に浮かびました。
いずれ「日本の国は滅びるのではないか」の方が
心配。
私は、福祉の勉強をして、日本って「何とお粗末な国」か解りました。
「人間の誇りすらない国」に落ちぶれてしまったような気がします。
これも、江戸時代の鎖国制度が影響しているのでは無いのでしょうか。
それとも島国根性かしらね、
話が横道にそれてしまいました。
軌道修正しますと、
税理士の先生との話し合いで、
らくは、右肩上がりになってきたので、この状態を
維持する為には、介護者より家族の支援を
来年から、していきたい。
家族は、介護疲れから、「施設に意向しないように食い止めないと
いけないのでは無いかと気づいたのです」、と話をしました。
だから、来年から家族支援講座を積極的にやっていきますと
はなしをしました。
介護者と介護人は切っても切れない関係だと思います。
どう思われますか?
私は、両親を見送りました。らくの利用者さんを
親と思って介護に携わっています。